BMW X4 xDrive 20d LCI G02 低ダストブレーキパッド 交換私はBMWを新車、中古車の購入に関わらずブレーキパッドは社外品の低ダストブレーキパッドへ交換します。なぜ、新車でもブレーキパッドを交換するのでしょうか?

BMW純正ブレーキパッドはブレーキダストでホイールが真っ黒になる

BMWに限らずメルセデス・ベンツやアウディなどの欧州車のブレーキパッドはブレーキパッドを多く削ることでブレーキの効きを良くするという考え方で製造されています。

逆に日本車の場合は、ブレーキダストを多く出さずにブレーキの効きを良くする考えで製造されています。

日本の場合は、ブレーキの効き(制動力)はほどほどでもホイールがあまり汚れない方がユーザーに喜ばれることがその原因の1つです。

しかし、欧州の場合はアウトバーンなどの高速走行する機会が多いためホイールの汚れよりも安全に直結するブレーキの効き(制動力)を優先します。

日本の場合は高速道路でも時速100キロから120キロが制限速度ですので、欧州ほどの制動力は必要ないため、ブレーキダストの少ないブレーキパッドでも十分に制動力を得られると判断していると思われます。

欧州車はディスクローターも削ることで制動力を高めている

ブレーキパッドだけではなく、ディスクローターも欧州車の場合は日本車と比較すると摩耗する時期が早いです。

これもブレーキパッド同様に制動力を優先した考え方で製造されていますので、極論国産車の場合は5万キロ、10万キロでもブレーキディスクローター無交換でも走ることができます。

しかし、欧州車の場合はユーザーの使用環境によって違いはありますが、早い人であれば5万キロ以下でもブレーキディスクローターの交換が必要になる場合があります。

つまり、ブレーキパッドも削られる、ブレーキディスクローターも削られる速度が早いため仮に数万キロ走行し後で低ダストブレーキパッドを交換すると、同時にブレーキディスクローターまで交換しないとお互いがなじまないことになり制動力の性能が発揮できない場合があります。

よって、私は新車でも納車直後にブレーキパッドを交換することで、ブレーキダストの低減とブレーキディスクローターを長持ちさせるために納車直後にブレーキパッドを低ダストブレーキパッドへ交換するようにしています。

DIXCEL x Studie AGコラボ SR4低ダストブレーキパッド

BMW X4 xDrive 20d LCI G02 低ダストブレーキパッド 交換私のBMW X4 xDrive20d G02 LCIはブレーキが片持ち(対抗ピストンではない)ので低ダストブレーキパッドでも比較的リーズナブルに交換ができます。

SR4低ダストブレーキパッド:扱いやすさが自信の最新設計パッドが誕生!!

今回はディクセルとスタディがコラボして開発されたSR4という低ダストブレーキパッドを取り付けさせていただきました。

基本的にはショップのお勧めの低ダストブレーキパッドを取り付けるのですが、今回はこれまでと違うメーカーになりましたので、以前と比べてどの程度ブレーキの効きが違うのか?ブレーキダストが少ないのか?を今後検証していきたいと思います。

私がこれまで乗ってきた車の中でBMW X4 G02は一番車重が重い(2トン超え)車になりますので、制動力はかなり気になるところになります。

また、ディクセルとスタディがコラボして開発されたSR4というブレーキパッドはブレーキの鳴きも低減されているとのことなので、その当たりも気になるところです。

BMW M4 F82の低ダストブレーキパッド(IDI プレミアムコンフォート)が鳴きまくる件

以前BMW M4 F82の時の低ダストブレーキパッドはブレーキの鳴きがそこそこありましたので、この時とどのぐらい違うのか?検証もしてみたいと思います。