2020年に発売されたBMW 2シリーズグランクーペ F44は2025年にLCIマイナーチェンジのタイミングですが、一気にフルモデルチェンジされる見込みです。
BMW 2シリーズグランクーペ F44は一気にフルモデルチェンジへ
次世代のBMW 2シリーズグランクーペ F74の生産開始まで、1年以上の時間がかかります。
現行モデルは2020年に発売されたという事実に戸惑うかもしれませんが、同社の戦略には小型セダンのLCI(マイナーチェンジ)は含まれていません。
代わりに、次世代モデルが現在開発中で、内部ではF74として知られています。
私たちのスパイがキャッチした最初の2つのプロトタイプに続いて、ブランド最小のセダンの最終デザインをプレビューするレンダリングを共有できるようになりました。
今回公開された2つのデジタルドローイングは、大幅に再設計された4ドアのBMWを描写しており、全体的なサイドプロファイルや比率に関してはあまり異なりませんが、フロントフェイスは5シリーズからインスパイアを受けたヘッドライトのおかげでより鋭くなっています。
幸いにも、巨大なキドニーグリルの兆候はありません、自動車メーカーは既にこの大型およびパフォーマンス指向のモデルにオーバーサイズのデザイン特徴を設けることを明言しています。
トランク部分は現状よりハイデッキ化されよりクロスオーバー的なデザイン
後部に4本の排気パイプがあるのを見ると、ここに描かれているモデルは、今年8月初旬にプロトタイプ形態で撮影されたM235 xDriveのトップモデルかもしれません。
次世代の2シリーズグランクーペ F74は、特定のトリムレベルと特定のエンジンの組み合わせで利用可能な前輪駆動プラットフォームをベースにして続けられます。
この小型セダンは、会社がEV化に向けた戦略を続ける中で、BMWブランドの最後の内燃機関車の1つとなる可能性があります。
新車販売の完全EV化まで利用可能な2シリーズグランクーペ F74は、特定のヨーロッパ市場でディーゼル動力トレインのオプションを提供しており、新世代でも非難されている圧縮着火技術が最後のチャンスを得ることができるかもしれません。
BMW Blogの最近のレポートによれば、米国向けのベースモデルは標準で18インチホイールに乗り、19インチリムはオプションで利用可能になるでしょう。
他の大型で高価なBMWモデルで見られるイルミネーショングリル機能は、セダンのオプション装備の一部とされると報告されています。
パワーに関しては、最上位モデルのM235 xDriveは、B48 2.0リッターターボチャージャーガソリンエンジンによる約300馬力を期待しています。
生産は2024年11月に始まる予定です。
BMW 2シリーズグランクーペ F74が最後のICE(内燃機関車)専売車になるのか?
BMWの戦略は、既存の各シリーズにICEとEVを並列に展開しています。
よって、2シリーズ(1シリーズ含む)においてもICEとEVが並列で発売される可能性は高いと思われます。
現にBMW X1 U11にはICEとEV(iX1)が用意されているからです。
よって、2シリーズグランクーペ F74にもEV版が用意されてもおかしくはありませんが、1シリーズ同様にまだEV化のモデルはスクープはされていません。
BMWの3シリーズ以上のシリーズに関しては、ほぼICEとEVの併売体制が構築されつつありますので、今後の1シリーズ、2シリーズがどのような展開になるのか?は現状は不明です。
今やBMWも売れ筋はX系のSUVが主力になっていることを考えると、ハッチバック、セダン、ミニバン型の1シリーズ、2シリーズにはEVは用意されず、1シリーズ、2シリーズはX1 U11、X2 U10に統一されるのかもしれません。
【引用・参照元】
https://www.motor1.com/news/688754/2025-bmw-2-series-gran-coupe/