スズキ ジムニー 5ドアとはどんな車なのか？
今回スクープされたスズキ ジムニーの5ドア車ですが、これは現行型の3ドアのジムニーのシャシーを延長して後席の及びラゲッジスペースを拡張したモデルになるとのこと。
全幅、全高のサイズは現行型ジムニーと同じサイズながら全長が3850mmになっていることから、約300mmもシャシーを延長していることになります。
私もジムニーの後部座席に座ったことがありますが、あれは後部座席というよりはエマージェンシーシートという感じのあくまでも補助席的な位置づけになっている程に窮屈な空間になっています。
よってジムニーをファミリーユースで使用することは難しいことから、後部座席を実用性のあるものにする目的があると思われます。
一部の欧州の国でもジムニーは販売されていますが、欧州仕様のジムニーは全て2シーター仕様で販売されていることを考えても、後部座席は実用的ではないということが分かります。
5ドア版スズキ ジムニーのボディ前半は3ドア版と共有
またバックドアに関しても写真を見る限り3ドア版と形状が同じに見えますのでこちらも共通になっていると思われます。
そのバックドアにはジムニーのエンブレムが見えますが、車名がジムニーになるのかは不明です。
噂では5ドア版はジプシーという車名になるという情報もあります。
エンジンに関してはジムニーシエラに搭載されている1500cc4気筒エンジンが搭載されるとされていますが、マイナーチェンジで3ドア車に設定されると噂があるマイルドハイブリッド仕様のエンジンが搭載される可能性は否定出来ません。
トランスミッションも3ドア版同様にATと5速MTが設定されるされています。
要するに今回スクープされた5ドア版のスズキ ジムニーは日本で販売されているジムニーシエラのロングホイールベースバージョンということが言えると思われます。
5ドア版のスズキ ジムニーは日本でも販売されるのか？
今回スクープされた5ドア版のジムニーはインドでスクープされています。
また生産に関してもインドでの生産が予定されていると言われています。
当然日本での生産は無理（3ドア版の納期が1年先という状況では）なのでインドでの生産は仕方がないと思われますが、インド製の5ドア版ジムニーが日本で発売される可能性はあるのでしょうか？
ボディーサイズの観点からすると軽自動車規格には当てはまらないのでジムニーシエラ同様に普通自動車扱いになります。
また今回5ドア版のジムニーの全長が4m以下になっているのはインドの税制を考慮した結果だと言われています。
よって主な販売国がインドになることは決定的だと思われますが、インド製の5ドア版ジムニーが日本に逆輸入？される可能性に関しては現段階では不明です。
インド周辺及び東南アジアの国々には輸出される可能性はあると思いますが、価格面、品質面などを考慮すると日本での販売は慎重になると思います。
確実なことは5ドア版のスズキ ジムニーが日本でも販売されることになった場合、3ドア版と同じかそれ以上に人気の車種になることは間違いないと思います。
【引用・参照元】
2023 Suzuki Jimny 4-Door Spied Completely Undisguised In India
