今では少数派になったブラウザのファイヤーフォックスを未だに愛用している私ですが、今回のバージョンアップは改悪でしかないと思われます。
ダウンロードしたファイルを「開いて閲覧する」ことが出来ない
昔は一番軽くてサクサク動くブラウザとして人気が高かったファイヤーフォックスですが、最近は完全にGoogleのクロームにその座を奪われ、使用している人も激減しました。
私が未だにそんなファイヤーフォックスを使い続けている理由は、クロームに乗り換えるのがめんどくさいと思うのと、サイトをクロームで開いた時の違和感に馴染めないからです。
特に使用上問題がない(たまにファイヤーフォックスに非対応のサイトでデザインが崩れることもあるが)のでそのまま使用続けています。
そんな私がある日、とあるサイトからPDFファイルをダウンロードした際に、写真のようなポップアップウィンドウが表示されないことがありました。
私はてっきりPDFファイルのダウンロードに失敗したと思い何度もリンクをクリックするも一向にPDFファイルがダウンロード出来なかったので一旦諦めブラウザを閉じた瞬間に異様な光景が目の前に現れました。
PCのデスクトップに10個ぐらい同じファイル名のPDFファイルが貼り付けてあるんです。
結局は閲覧したかったPDFファイルを見ることが出来たので良かったですが、その後10個ぐらいある同じPDFファイルをゴミ箱に入れるという不毛な作業を行うことにうんざりとしてしまいました。
どうもファイヤーフォックス Ver98で使用が変更されたらしい
この後も色々なサイトでPDFファイルやエクセルファイルをダウンロードして見たわけですが、やはりポップアップウィンドウは表示されず全てデスクトップに自動でダウンロードされることが分かりました。
この仕様はとてもめんどくさい仕様だと思ったので、元通りダウンロードしたファイルを開くだけにするか?ダウンロードするのか?を選択できるポップアップウィンドウを表示させる方法を色々調べてみました。
調べてみるとこちらのサイトにヒントが書かれていることが分かりました。
要約すると、ファイヤーフォックス Ver.98においてポップアップウィンドウで毎回開くかダウンロードするかを選択する手間を省くためにデフォルトで全てダウンロードする仕様に変更されたとのこと。
これっておせっかいというかありがた迷惑だと思うのは私だけでしょうか?
ほとんど場合、ダウンロードしたファイルなんて閲覧するだけでダウンロードして保存することの方が少ないと思うのですが、私の意思に関係なく全てダウンロードするなんてホント最悪です。
そこで今回の改悪を本の通りダウンロードしたファイルを開くだけにするか?ダウンロードをするのか?を選択するポップアップウィンドウを表示させる方法を調べてみました。
ファイルを開くか?ダウンロードするか?のポップアップウィンドウの出し方
ファイヤーフォックスの設定画面を開き下側にスクロールすると、このようにプログラムという項目があります。
ここでファイルの種類ごとにどんなソフトで開くのか?ダウンロードするのか?開いて閲覧するだけにするのか?を選択することが出来ます。
この中に取扱い方法という項目がありますので、ダウンロードするであろうファイルの種類を写真のように毎回確認するに設定するといつものポップアップウィンドウが表示されるようになります。
ここで毎回確認するを設定したPDFファイルをとあるサイトからダウンロードしてみると、ちゃんといつものポップアップウィンドウが表示されたので「プログラムで開く」を選択すると、従来どおり自動でダウンロードされることなくPDFファイルを閲覧することが出来ました。
ただし、PDFファイルを閲覧後にブラウザを閉じるとまたデスクトップに先程閲覧したPDFファイルがダウンロードされていました(泣)
今回の設定変更でダウンロードする前にプログラムで開くを選択肢してファイルを閲覧することは可能になりましたが、その場合でもダウンロードは絶対に行われることに変わりはないないようです。
おかげで今でも閲覧のためにダウンロードしたファイルを閉じた後にデスクトップにダウンロードされたファイルをゴミ箱に入れるという不毛な作業はなくなりませんでした。
私はダウンロードしたファイルをデスクトップにダウンロードする設定にしているのですが、これをデスクトップではなくダウンロードフォルダーにダウンロードする設定にすれば毎回ファイルをゴミ箱に入れる作業はなくなると思います。
ただしどんどんダウンロードフォルダーに閲覧したファイルが溜まっていくことになるので、結局はいつかは不要なファイルをゴミ箱に入れる作業は必要になりますね。
このダウンロードしたファイルを閲覧後も自動でダウンロードする機能は次のバージョンアップで元の仕様に戻してもらいたいと思います。