BMWとオープンカー、2台持ちは大変でした/GOCCHI | BMW M2 コンペティション F87の生産が終了BMW M社の車の中で過去最高の販売台数となったBMW M2 F87の生産が終了した模様です。

BMW M2 F87は過去最高の販売台数

BMW M2 F87は2016年に発売されたBMW Mモデルの中でも一番最小のモデルとして登場。

それまでBMW M社の中心モデルであったM3/M4のボディの大型化や価格の高額化したことによるより走りに特化したモデルとして登場したモデルがM2 F87ということになります。

発売当初はエンジンが伝統のS型エンジンではなく一般車と同じN型エンジンが搭載れたことで本当のMモデルではない、という揶揄する話もありましたがその小型のボディと1000万円を下回る価格が幸いし一躍人気モデルとなりました。

その後M2@無印が廃止されM2コンペティションとして販売された際には、ついにM3/M4譲りのS型エンジンが搭載され、名実ともにMモデルの仲間入りを果たすことが出来ました。

また7速DCTモデルの他に6速MT仕様も設定され、肥大化、GTカー的なモデルが多くなったMモデルの中で走りに特化したモデルが1000万円を切る価格で販売され続けたことによって、BMW M社のモデルとして最多販売記録を更新するほどのビッグセールスを記録した記念的なモデルでもあります。

BMW M2 F87の生産が終了し後は日本国内の在庫のみ販売

そんなMモデルとして絶大な人気を誇ったBMW M2 F87ですが、ついにその生産が終了することになりました。

既にディーラーでは新規受注は停止されており、後は日本国内の在庫の販売のみとなりました。

現在日本に在庫車として残っているM2はその生産の最終ロットということになりますので、これまで販売された多くのM2の中でも最優秀の品質が期待できるモデルになります。

BMW M2 G87は2022年末か2023年初めに発売か?

また現行型M2の後継モデルであるG87型M2が発売されるのはおそらく2022年末か2023年初めと思われますので、これから約2年程度はM2が販売されることはありません。

なのでM2を新車で購入したと考えた場合は、日本国内在庫車の中から選ぶことになりますので、これはもう早もの勝ちという状態です。

また嬉しいことに日本国内の在庫車の中には6速MT車の在庫も存在すると思われるますので、台数が少ない6速MT車に関してはかなりの激戦になると思われます。

ちなみに、ボディカラーがブラック・サファイア、アルピンホワイトに関しては6速MTの在庫があるとのことですので、6速MTを狙っている人はこの2色のボディカラーのどちらかを選択することになります。

最高品質のBMW M2 F87を購入できるラストチャンス

輸入車の最高傑作車はモデル末期の車であると昔誰かがおしゃっていたと思いますが、まさにその最高傑作のM2 F87が購入出来るのは、現在日本に残っている在庫車限りになります。

現状ではボディカラーもサファイアブラック、アルピンホワイト、ホッケンハイムシルバーのどのボディカラーも選ぶことが可能ですので、M2を狙っていた人は早めにディーラーに問い合わせた方が良いと思います。

2022年3月に生産中止のホンダS660が完売した理由とは?

先日もホンダ S660の生産中止が1年前に告知されたにも関わらず、たった数日で1年分の生産枠分を売り切ってしまい受注停止になる自体がありました。

S660ほど極端な例も珍しいとは思いますが、M2に関しても日々日本国内の在庫車の台数が減っていくと思われます。

輸入車、国産車に限らず生産中止が決まると途端に売れだす車が多いのも事実です。

ましてやBMW M車の中で最多量販車種になった名車であるM2ですから、わずかに残っている国内在庫車も思いの外に台数が減っていくことが予想されます。

なので新車でM2を購入したと思った方、特に6速MTの購入を検討されている方は早めにお近くのBMW正規ディーラーに問い合わせして希望の車を確保されることをオススメします。

【引用・参照元】