先日BMWアルピナ B5 G30のLCI(マイナーチェンジ)モデルが日本でも販売開始されましたが、ディーゼルエンジンモデルであるD5 S G30のLCI(マイナーチェンジ)モデルも日本で販売が開始されている模様。
BMWアルピナ D5 S G30とは?
BMWアルピナはBMWの車両をチューニングする自動車メーカーです。
なのでラインアップされている車は基本的にBMWのラインアップに類似します。
その中で中型ボディのラインアップがBMWの場合が5シリーズであり、BMWアルピナの場合はB5やD5になります。
BMWアルピナの中型ラインアップで一番最初に思い浮かべるのがB5になると思いますが、B5がガソリンモデルであるのに対してD5 Sはディーゼルエンジンモデルになります。
欧州では一時期ガソリンモデルよりもディーゼルエンジン車の方が販売台数が多かった時代がありましたが、現在はディーゼルエンジンよりもハイブリッドや電気自動車へシフトしているのが現状です。
しかし、ディーゼルエンジンのあのトルクフルなエンジンの味を知ってしまったドライバーの中には積極的にディーゼルエンジン車を選ぶ人がまだまだ多いのも事実です。
日本の場合はであれば、BMWが特に乗用車向けのディーゼルエンジン車を普及させてきたこともあり、現在も車種によってはガソリンエンジンよりもディーゼルエンジンの方が人気な車種もあるほどです。
そんなディーゼルエンジンをよりチューニングしたモデルに乗ってみたいと考える人もまだまだ多いことから、BMWアルピナでも中型モデルにチューニングされたディーゼルエンジン車であるD5 Sをラインアップしています。
BMWアルピナ D5 S G30はかなりのお買い得モデルである
- BMWアルピナ B5 G30 リムジンの価格:1898万円
- BMWアルピナ D5 S G30 リムジンの価格:1358万円
B5とD5 Sの大きな違いはエンジンの違いですが、それ以外の装備に関しては基本的には同じです。
それにも関わらず価格はD5 Sの方が500万円以上安い。
先日日本でも発売されたBMWアルピナ D3 S G20の価格が1078万円ですので、価格差が300万円程度しかありませんが、ひとクラス上のモデルに乗ることが可能です。
逆にBMWアルピナ B3 G20の価格が1220万円なので、ひとクラス上のB5 G30との価格差は700万円程度になることを考えると、D5 Sの価格設定がかなり安いことに気づきます。
BMWアルピナがチューニングした強烈なトルクを有するディーゼルエンジンが体験でき、かつアルピナマジックと称されるサスペンションも体験でき、アルピナ特有の豪華なインテリアを体験できて、ひとクラス上のモデルにこの価格差でアップグレードできる。
BMWアルピナ D5 S G30は非常にコスパに優れた中型モデルであるということが出来ますね。
一度は乗ってみたいBMWアルピナ
BMWのMモデルと同様にBMWアルピナに一度は乗ってみたいと思うBMWファンは多いと思います。
しかし、BMW Mモデルと比較しても高額な車になるBMWアルピナを購入するのは簡単なことではありません。
その中でも安価なモデルであるB3やD3も十分にアルピナを体験することが可能ですが、B3やD3は日本でもそれなりに走っている車両になります。
よりスペシャル感を得たいと思うのなら、あと300万円追加することであのパフォーマンスを体験できるD5 Sという選択肢は十分に「有り」だと思います。
B5のように700万円も追加するのは現実的ではありませんが、その半分であれば可能性が十分にある。
B3、D3よりもひとクラス上のゆったりさ、スペシャル感を得たい場合はD5 Sはピッタリの選択肢だと思います。
【引用・参照元】
https://www.gqjapan.jp/cars/article/20210224-bmw-alpina-d5s