現在次期BMW 2シリーズクーペ G42のテスト車両はメキシコにてテスト中です。
BMW 2シリーズクーペ G42はメキシコ生産になる
メキシコにはBMWのサンルイスポトシ工場がありますが、2シリーズクーペ G42の生産が主にこのサンルイスポトシ工場で行われることが決まっています。
このサンルイスポトシ工場では現在BMW3シリーズセダンを中心に生産が行われていますが、今後はG42型2シリーズクーペも生産されることになります。
サンルイスポトシ工場で生産された3シリーズセダンや2シリーズクーペは世界中に出荷されることになります。
よって日本でG42型2シリーズクーペを購入される場合は、基本的にはメキシコ生産車ということになります。
ちなみに、BMW Xシリーズの多くの車はアメリカ工場での生産になっていますので、BMW=ドイツ生産車みたいな車の方が少なくなっているというのは間違いがないと思います。
こちらの記事でお伝えしているような方法であなたの車の生産国を調べるってことも、あまり意味が無くなっているかもしれませんね。
G42型2シリーズクーペはいつから生産されるのか?
メキシコで生産されるG42型2シリーズクーペは2021年8月から生産が行われる予定だと言われています。
その結果、現行型のF22型2シリーズクーペは2021年6月には生産が終了すると思われますので実質的には2021年の春頃には発注に関する何かの規制(一部のグレードやボディカラー等が選べない)が入ると思います。
よってF22型2シリーズクーペの購入を検討されている場合は、早めにオーダーを入れた方が良いと思います。
恐らく日本国内の在庫も調整されていると思いますので、納期まで時間がかかる場合が多くなると思われます。
ちなみに、F22型2シリーズクーペの生産が終了するタイミングで現行型のF87型M2クーペの生産も終了する予定です。
BMW 2シリーズクーペ G42のグレード構成は?
- 220i
- 220d
- 220d xDrive
- 230i
- 230i xDrive
- M240i(M245i)
- M240i xDrive(M245i)
これが予想されるグレード構成になりますが、恐らく日本には・・・
- 220i
- M240i xDrive(M245i)
の2つが導入されると思われます。
日本の場合はどうしてもM2の人気が高いため2シリーズクーペの人気は限定的です。
よってグレード構成も最小限にならざるを得ないと思えるのは現行型と同様だと思われます。
アメリカなどでは2シリーズクーペの場合は、女性が一人で乗る車という位置づけ(日本でいうところの軽自動車と同じ扱い)なので、その場合はもう少し販売が期待出来ます。
しかし、日本の場合は2ドアクーペ=スポーツカー=男性の趣味の車という図式が成り立っており、かつそのほとんどの層がM2を購入することを検討します。
よって余計に販売台数が伸びない傾向が続いています。
個人的には2000cc4気筒ターボエンジン(2シリーズグランクーペと同じエンジン)を積んだコーナリングマシンとして価格もリーズナブルにすると売れると思うんですけどねえ。
とか言いつつ私も次期M2クーペ G87の方が気になっているというのが事実ですけどね。
【引用・参照元】
https://g80.bimmerpost.com/forums/showthread.php?t=1736083&fbclid=IwAR22gu4q_0jh9G6q-aIasRj64-SYhEKAjuqy5jIPzyAjflDBothMCNWQC9E