先日は生産国になる予定のメキシコでスクープされたBMW 2シリーズクーペ G42ですが、今回はドイツでも開発車両がスクープされました。
BMW 2シリーズクーペ G42はまだ厚いベールに包まれている
先日こちらの記事でもお伝えしましたが、次期BMW 2シリーズクーペ G42の開発車両がメキシコにてスクープされました。
今回は新たにドイツでも2シリーズクーペ G42の開発車両がスクープされました。
新型の2シリーズクーペ G42はBMW3シリーズ/4シリーズとシャシーを共通化し、後輪駆動モデルで販売されることは決まっています。
既に発売されている同じ2シリーズのグランクーペはFFですので、同じ2シリーズでもボディ形状によって別の駆動方式を持つことになります。
これは世界的にも大ヒット中のM2 F87の後継車であるM2 G87を後輪駆動とするための処置と思われます。
BMW 2シリーズクーペ G42はどんな車になるのか?
【メキシコ】
今回ドイツで発見された2シリーズクーペ G42ですが、メキシコで発見された車両と見比べると若干の違いがあることに気づきます。
- ホイール:【メキシコ】黒【ドイツ】シルバー
- ドアミラー:【メキシコ】白?【ドイツ】黒
- 屋根:【メキシコ】白【ドイツ】黒?
ドアミラー、屋根の色が白なのか黒なのかはボディカラーに依存しているのかもしれません。
しかし、今回の偽装はまだ厳重のためそれ以外のボディカラーを判別することができないので詳細は不明。
ホイールに関してはたまたまこのホイールなのか?グレードによる装備の違いなのかもしれません。
過去の例から考えると、基本的には発売時と同じ装備でテストすることが前提なので、ホイールの違いはグレードの違いと関連しているかもしれません。
また注目のキドニーグリルに関しては、G22型4シリーズの様な縦型の大型キドニーグリルではなく、レギュラータイプの横長のキドニーグリルになる公算が強いです。
これは1シリーズと2シリーズのデザインの共通性を得るという目的に合致するものなので、概ね予想通りのデザインになると思われます。
やっぱり気になるのは新型M2 G87です
新型2シリーズクーペ G42も気になりますが、本命はやはりM2 G87ですよね。
上記の記事ではかなり希望的観測が盛り込まれている予想CGが描かれていますが、全体の雰囲気はこんな感じになるのではないでしょうか?
次期M2クーペ G87を後輪駆動車として存続させるためにベースの2シリーズクーペ G42を後輪駆動としているので、新型M2クーペに関しては完全な後輪駆動車として開発されます。
新型M3/M4に関してはAWDと後輪駆動の両方が設定されますが、新型M2クーペに関しては後輪駆動のみの設定が予想されます。
とは言え、シャシー、サスペンション、エンジンなどの基本部品は全て新型M3/M4との共用部品となりますので、スペック的にはほぼ新型M3/M4と同様と考えて間違いありません。
ちょっとだけボディサイズが小さくなって(しかし重量事態の違いはあまりない)よりコーナリングマシン的な要素が強くなることは予想できます。
現状もM2クーペ人気で影が薄い感じの2シリーズクーペですが、新型においてはM2クーペとの何か大きな差別化を行うことで、存在感を示して欲しいところです。
【引用・参照元】