現在マツダでは商品改良のためにNDロードスターの受注が停止されていますが、これによってNDロードスターの中古車価格が上昇するのではないでしょうか?

マツダ NDロードスターの受注停止

【噂】マツダ NDロードスターが年次改良のため一時的に受注中止

この記事を書いている段階でマツダでは年次改良のためにNDロードスターの受注を中止しています。

年次改良とはマイナーチェンジほどではないけれど一部の仕様を変更するってことでイメージでは2022年モデルの販売を中止して次からは2023年モデルの注文を受け付けるから準備が出来るまで待ってくださいね、という意味合いです。

現在半導体不足などにより新車の納期が送れています。

マツダ NDロードスターの場合でも4ヶ月程度の納車待ちが普通になっていましたので、この受注停止期間に既に受注している2022年モデルを生産、納車しないことには2023年モデルへの切り替えが出来ないため、今回のような受注停止期間を設けることになったと思われます。

中古車価格の相場はかなり高騰している

2019年式マツダ ロードスター ND セラミックメタリックが納車

私も2022年6月頃に2019年式のNDロードスターを中古車で購入しました。

この時はまだ受注停止にはなっていなかったので最初は新車で購入するつもりでしたが、いろいろな敬意があって結局は中古車を購入しました。

しかしこの中古車も3年落ちで走行1万キロという程度の良さもあり価格は高かった訳ですが、その3年落ちの中古車の購入価格と新車で見積もりした価格が30万円程度しか差がなかったのには正直びっくりしました。

私が中古車のNDロードスターを購入した際でも既に新車の納期遅れは深刻でしたので中古車相場が全体的に高い傾向にはなっていましたが、新車と3年落ちの中古車の価格にあまり差がないことは衝撃でした。

感覚値ですが中古車価格の高騰がなければ恐らく購入価格は2割から3割は安かったと思います。

確かにNDロードスターの中古車は人気なので価格が高めに設定されるのは仕方がないとは思いますが、それでも新車価格と遜色ない価格でしか3年落ちの車が購入出来ないというのは正直あり得ないと思います。

NDロードスターの受注停止で中古車価格はさらに高騰する?

現状でもNDロードスターの中古車価格は通常の2割以上高い価格で販売されている訳ですが、今回の受注停止をきっかけにさらにNDロードスターの中古車価格が上昇する可能性はあります。

今回の年次改良に伴う一時的な受注停止の期間がどのぐらいの期間になるのかにもよりますが、その間に新車を購入しようと考えていた人の一定数は中古車を購入するという選択をすると思います。

そうなると今までのNDロードスターを中古車購入を検討していた人+新車の購入を検討していた人が追加されるため、中古車のNDロードスターの取り合いが始まります。

特に私が購入したような比較的高年式のNDロードスターの価格は今以上にアップすることになるのではないでしょうか?

なので現在NDロードスターの中古車の購入を検討している人は、可能なのであれば新車の受注再開を待ってから購入した方がお得に購入出来るかもしれません。

生産中止になったアバルト124スパイダーの中古車価格が高騰!

アバルト124スパイダーの生産中止が決まった途端にアバルト124スパイダーの中古車価格が一気に上昇したこともありますので、ここまでの上昇はないとは言えこのタイミングで中古車のNDロードスターを購入すると思った以上に高い買い物になるのかもしれません。

ちなみに、このタイミングでNDロードスターの売却を検討されている方は逆に高値で売却できるチャンスかもしれませんが。