マツダ NDロードスターの前後ウインカーをハイフラ対策済のLEDに交換してもハイフラ現象が発生するので、シエクルの車種別ワンタッチハイフラキャンセラーを取り付けてみました。

ハイフラ対策済のLEDウインカーでなぜハイフラ現象が起こるのか?

こちらの記事でもお伝えしたように私の場合はNDロードスターの前後のウインカーをLEDに交換した際にハイフラ現象が発生しました。

今回取り付けたLEDはこちらの商品になりますが、商品はハイフラ対策済のLEDということになっています。

ハイフラ現象が起こる原因は電球に比べて電圧が低いLEDに交換することで、電圧異常(つまり電球の球切れなど)が起こったと車が判断した場合にその電圧異常をドライバーに知らせるために起こる現象です。

この電圧異常を解消するためにハイフラ対策済のLEDには電圧を上げるために抵抗器が付いているので、理論上ではハイフラ現象を防止出来るようになっているハズです。

今回の私の事例ではLED取り付け直後のテストではハイフラを確認することは出来ませんでした。

LEDを取り付け後に真夏の中数十分走行した後にハイフラが発生したことを考えると、電圧を上げるための抵抗器が正常に働かないぐらい高熱になっているためではないか?と推測出来ます。

現に今回購入したLEDには抵抗器を冷却するためのファンが内蔵されていると記載があります。

よってLED自体の不良品の可能性もありますが、それを確かめるには何度もウインカーの取り外しを行うことでどのLEDが不良なのか?検証する必要がありますが、その手間を考えるといっそのこと抵抗器を増やした方が簡単ではないか?と考えています。

シエクル製ハイフラキャンセラーを購入した理由

ウインカーの不良を検証するよりもハイフラキャンセラーを追加した方が早いと思い商品を探していると見つかったのがこちらのシエクル社のハイフラキャンセラーです。

このシエクル社のハイフラキャンセラーは車種別に商品が設定されていますので、私の場合はNDロードスター用の商品を購入しました。

車種別に商品が設定されていることから、カプラー接続でポン付け出来ることが最大の購入理由になりました。

車種別設計なのでNDロードスター用を購入すればNDロードスターのカプラーが付属しますので何も考えずに取り付け出来るのが最大のメリットです。

また汎用品でもポン付け出来る商品もあるようですが、抵抗値などが適正なのかがよく分からないのでNDロードスター用を購入すれば適正な抵抗が取り付けられているため安心して使用することが出来ると考えたわけです。

ぶっちゃけ、このシエクル社製のハイフラキャンセラーを最初から購入しておけば、高価なハイフラ対策済のLEDを購入する必要も無かったのですが、ついついポン付けでハイフラ対策を済ませたかった(要するに手抜きしたかった)ので余計な出費になったのは残念ではあります。

シエクル社製NDロードスター用ハイフラキャンセラーの取り付け方

このシエクル社製のNDロードスター用ハイフラキャンセラーはテールランプの配線に取り付けるので、トランクの内張りを外す必要があります。

トランクの内張りの外し方は記事冒頭にリンクしてあるLEDの取り付け方の記事をご参照ください。

クリップを数か所外すだけなので数分で内張りを剥がすことが出来ます。

まず最初に箱の中身を確認します。

抵抗器がついたカプラー付きの配線が2本、抵抗器をボディに固定する両面テープ、簡単な取説が入っています。

トランク中央の内張り、その左右の内張りを剥がすとテールランプが取り付けられている裏側のトランク内部部分にアクセスすることが出来ます。

写真中央の黒い配線がテールランプにつながっている配線になりますので、赤丸部分のカプラーを外してシエクル社製のハイフラキャンセラーをカプラーオンで割り込ませます。

テールランプにつながっている配線のカプラーを外してシエクル社製のハイフラキャンセラーをカプラーで割り込ませると写真のような状態になります。

最後に金色の抵抗器をトランクの内張りや配線などに触れない場所のボディに両面テープで貼り付けます。

今回は青丸部分に丁度よいスペースがありましたのでそこへ貼り付けました。

この抵抗器は使用するとかなりの高熱になりますので、本当は両面テープではなくネジ止め(できればボディのボルト等にステーをはめて抵抗器をネジ止めするのが理想)する方が良いのですが、手持ちにステーが無かったので今回は両面テープで仮止めしておきます。

抵抗器は触れないぐらい高熱になりますので、両面テープが剥がれる最悪火災の心配がありますので、後日ステーを付けてネジ止めしたいと思います。

シエクル社製のNDロードスター用ハイフラキャンセラーを取り付けて真夏の中数時間走行しましたが、ハイフラ現象は一度も発生しませんでしたので、今回の対策は成功したということになります。

先程も書いたように抵抗器の取り付け方には少し不安を覚えますが、一番のネックだったハイフラが解消出来たので近々ある車検の際にも文句を言われることはないと思うと安心です。

もし、NDロードスターの前後のウインカーをLEDに交換しようと思っている方は、ハイフラ対策のためにこのシエクル社製のNDロードスター用のハイフラキャンセラーを使用することをおすすめします。

*あくまでも私個人の場合の話ですので、取り付け、購入、効果に関しては自己責任にてお願い致します。