アルファロメオ ジュリアの最上級モデルであるGTA/GTAmが日本でも発売が開始されました。

アルファロメオ ジュリア GTA/GTAmとは?

アルファロメオ ジュリアはBMW3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスと同じカテゴリーに属する車種であり、新生アルファロメオの中でも中核を成すモデルとして位置づけられています。

カタログモデルの最高峰はクアドリフォリオでありV型6気筒2.9Lエンジンから510馬力を絞り出すハイパフォーマンスモデルとして君臨しています。

またアルファロメオにおけるGTA/GTAmの由来は、Gran Turismo Alleggerita”の略称で1965年にアルファ ロメオのレース部門Autodelta(アウトデルタ)が1965年にGiulia GTのために特別なチューニングを行い、軽量化(Alleggerita)を施したモデルにあります。

アルファロメオの中核モデルでるジュリアと伝説的なモデルに付けられた称号を併せ持つモデルとして登場したのがアルファロメオ ジュリアGTA/GTAmということになります。

既に欧州では発売が開始されていましたが、やっと日本でも期間限定ではありますが、発売が開始された待ち焦がれたモデルになります。

アルファロメオ ジュリアGTAとGTAmの違い

アルファロメオ ジュリアGTAとGTAmの違いは大きな点が2点。

写真のような大型のリアスポイラーが装着される点と車内に設置されるロールバーの有無になります。

写真のようにGTAmの室内は後部座席が取り除かれロールバーが設置されていることから乗員は前席の2名乗車となり、前席には4点式のシートベルトが用意されています。

しかし、GTAに関してはトランクのスポイラーが小型なものになり、室内にはロールバーは存在せずに後席も用意されています。

ただし、後席も2名乗車となることから定員は4名乗車ということになります。

これらの違いから車両重量も違っており4名乗車のGTAが1605kg、2名乗車のGTAmが1580kgと25kgの重量差が発生していますので、GTAmの方がよりスポーティーな車に仕上がっていることになります。

実用性との兼ね合いを考えるのであればGTAという選択になりますし、走りをメインで考えるのであればGTAmという選択肢になりますので、どちらが良いかは悩むところではあります。

アルファロメオ ジュリアGTA/GTAmは完全受注生産

今回日本で販売されるアルファロメオ ジュリアGTA/GTAmは完全受注生産となり、受注期間も限られたものになっています。

受注期間が約2週間(4月26日(月)から5月9日(日))と短いのが特徴なので購入を検討する期間はほぼ無いという感じなります。

また価格に関してもGIULIA GTA:20,640,000円、GIULIA GTAm:21,980,000円となっており、かつ輸送費および予備検査代として別途費用がかかることが注意書きされています。

予備検査代が必要ということは今回日本に輸入されるジュリア GTA/GTAmは型式認定されていない状態で輸入される?可能性が高いので諸費用代が通常より高くなる可能性が高いです。

また型式認定されていない車扱いになった場合は任意保険が通販型など一部の会社では加入が出来ない場合もありますので、維持費、購入金額ともに通常よりも高い車になってしまう可能性があります。

なので実際に購入するのに必要な金額や維持費などはディーラーで見積もりを取らないと分からないことが予想されますので注意が必要です。

どちらにしても車両価格が2000万円もする車をわずか2週間程度で決心しなければイケないというのは、お金と心に余裕がないと購入出来ない車であることは確かなようです。

【引用・参照元】