GRブランドの最上級グレードがGRMNですが、GRスープラの上位グレードとしてGRMNスープラの発売が噂されています。

GRスープラのRZに6速MT仕様が設定される

こちらの記事にもある通りほぼ確実な情報としてGRスープラのRZグレードにのみ8速AT以外に6速MT仕様が設定されると思われます。

GRスープラは発売当初こそかなり話題になりましたが販売面だけをみれば決して成功したモデルではない、という感じがします(あくまでも日本での状況では)

なので最近はあまりGRスープラの話題を耳にすることは無かった訳ですが、ここにきて久しぶりに明るい話題が出てきたというところでしょうか?

御存知の通りGRスープラはBMW Z4と兄弟車ということであり、日本には導入されていませんが欧州などではZ4の6速MT仕様は販売されています。

よって今回のGRスープラに対して6速MT仕様が設定されることは技術的には難しくないというか、GRスープラ発売当初から6速MTの設定を考えていたフシがることからも今回の6速MT仕様の設定はあるいみ既定路線ということが言えると思います。

GRMNスープラにはBMW M社製のS58エンジンが搭載される?

6速MT仕様の追加で話題が復活したGRスープラですがさらなる話題としてGRMNスープラの発売の噂がここに来て話題になっています。

先程も書きましたがGRスープラはBMWZ4と兄弟車であることから、仮にGRMNスープラが登場する場合はBMWのエンジンや技術が生かされたものになることになります。

しかし兄弟車であるZ4にはGRスープラと同様に2000cc直列4気筒エンジンモデルと3000cc直列6気筒エンジンモデルしか存在せず、BMWの3シリーズや4シリーズのようなBMW M社が開発したハイパフォーマンスモデルは存在しません。

しかしBMWの車両の多くはシャシーなどの多くの共通部品で作られていることからZ4には存在しないBMW M社製のハイパフォーマンスモデルを作れる可能性はあります。

その場合はM3やM4に搭載されている3000cc直列6気筒エンジンであるS58型エンジンが搭載される可能性が高い、というかエンジンはそれ以外はない(まさか4400ccV型8気筒は搭載できないと思いますので)のでGRMNスープラが誕生するのであればM3やM4と同じS58型エンジンが搭載される可能性が高くなります。

BMW M社製のエンジンは門外不出だったのですが

GRMNスープラにBMW M社のS58型エンジンが搭載される可能性はありますが、それはかなりのイレギュラーになることになります。

元々BMWとしてはBMW M社のエンジンを他社へ供給することはご法度として考えられていました。

数少ない例外として以前にはマクラーレンの市販車にBMW M社製のエンジンが供給されたことがあった程度でした。

日本でもBMWアルピナ B8グランクーペ G16が発売開始

しかし最近は事情が少し変わってきたようで最近商標権をBMWへ売却することが発表されたアルピナ社ですが、現行型のアルピナ社の車両のエンジンがBMW製のエンジンからBMW M社のエンジンに変更されています。

BMWとアルピナはこれまで資本関係こそ無かったものの車両開発面ではかなり親密な関係にあった間柄ですが、そんなアルピナにでも最近までBMW M社はエンジンを供給していませんでした。

しかし現行型のアルピナB3やB4にはM3やM4と同じS58エンジンが搭載されるようになったことを考えるとGRMNスープラにS58エンジンが搭載される可能性が以前よりは高まったということになります。

よってGRMNスープラが発売されることになった場合はスペック的には現行型のM3やM4と同様のスペックになると思いますので、馬力は510馬力程度のFRまたはAWDモデルとして登場することになりますが、残念ながら6速MT仕様は設定されず8速AT仕様になると思われます。

現行型M3やM4にも6速MT仕様は設定されていますが、エンジンが同じS58エンジンでもデチューンされた480馬力モデルになっていますので、あえてここでGRスープラにデチューン版のエンジンは搭載しないと思われるのがその理由です。

ちなみに6速MT仕様がデチューン版になっているのは採用されている6速MTが500馬力以上には対応できないのが理由だと言われています。

最近はMT車の比率が少なく高出力に対応できる新規のMTは開発が行われていないと言われているのでGRMNスープラもその影響を受けることになると思います。

【引用・参照元】