ついに日本でもBMWのEV(電気自動車)であるi4の販売が開始されました。

BMW i4とはどんな車なのか?

BMW i4 日本でのプレ販売を開始

BMWは純粋なEV(電気自動車)であるi4を日本でも販売開始しました。

BMWの電気自動車ブランドであるBMW iブランドの車は過去にはi3やi8などがありましたが、これらのBMW iブランド第一世代の車は現在は生産中止または生産中止予定になっています。

なので今回日本でも販売が開始されたi4はBMW iブランドの第二世代の1台ということになります。

BMW i4はボディ事態を先に販売が開始されている4シリーズグランクーペと共有していることから、正確には4シリーズファミリーの一員という位置づけにもなります。

よって外見上の特徴は基本的に4シリーズグランクーペと同様の4ドアクーペスタイルとなり、違い点はマフラーの有無などのEVとして不要なものが取り除かれている程度の違いということになります。

今後BMWとして販売されるEVの多くはi4と同様にガソリン車と同じボディを使用しながら、ガソリン車とEVの両方を展開する形になっていくと思われます。

BMW i4はeDrive40とi4 M50と2つのグレードが設定

今回発売が開始されたBMW i4ですがグレードは実質2つです。

1つは最高出力340PS、最大トルク430N・mを発生する電気モーターをリアに搭載した後輪駆動モデルであるeDrive40、2つ目は最高出力258PS、最大トルク430N・mを発生し前輪を駆動する電気モーターに加え、最高出力313PS、最大トルク365N・mを発生し後輪を駆動する電気モーターが搭載された4輪駆動モデルの「i4 M50」になります。

一般的な売れ筋は後輪駆動モデルのeDrive40になると思いますが、それでさえも340PS、最大トルク430Nmということですので、乗用車というよりはスポーツカーに近いスペックをもつハイパフォーマンスなモデルということになります。

そしてEVの一つの指標になると思われる航続距離ですがi4 eDrive40が590km、i4 M50が510kmとなりますので、実燃費でも450kmから500km程度の走行は可能と思われますので、ほぼガソリン車と同様な使い勝手が得られることになります。

BMW i4 eDrive40 価格は750万は高いのか?

今回日本で販売が開始されるBMW i4 eDrive40の販売価格は750万円です。

i4 M50が1080万円となります。

売れ筋が eDrive40と仮定した場合価格は750万円となりますが、これが兄弟車であるガソリン車の420iグランクーペ(632万円)と比較すると約120万円高い価格となります。

しかし現在の日本ではEVを購入する場合補助金が出来ることが多いので実質的な購入金額は下がると予想出来ます。

正確な補助金の金額はまだ未定ですが一般論から想像すると国からの補助金が60万円前後、地方自治遺体からの補助金が20万円前後と考えられますので、補助金が80万円ほど得られることになります。

つまり兄弟車であるガソリン車の420iグランクーペとの価格は実質40万円ほどということになりますので、車のスペックを比較するとたった40万円程度の価格差でガソリン車よりも高スペックな車を購入することが出来ることになります。

これを安いと考えるかは価値観にもよりますが、輸入車EV=高いという印象はかなり払拭できる価格帯と言えるのではないでしょうか?

EVに興味のある方は検討してみてはどうでしょうか?