元BMW 640i グランクーペ F06のオーナーとして声を大にしてお伝えしたい。中古車の640i グランクーペはおすすめです。

BMW 640i グランクーペ F06はある意味最強だった

BMWとBMW MINIの正しい中古車の買い方

私は新車で2015年式のBMW 640i グランクーペ F06を購入し、約3年乗っていました。

私にとっては過去何台も国産車。輸入車を乗り継いできましたが、その中でももう一度乗ってみたい車として思い浮かべるのが640i グランクーペです。

なぜもう一度乗ってみたいと思うのか?

それはデザインと実用性、そして走りが高い次元でバランスが取れた1台だったと思っているからです。

全長5mあまりの巨漢では日常的に不便に感じることもありましたが、不便を上回る満足が得られた車であったことは間違いありません。

走りに関しては現在の愛車であるM4 クーペ F82には及びませんが、一般的なドライバーであればこれだけのパフォーマンスがあれば十分でしょう。

日常域では分厚いトルクのおかげでストレス無く走ることができ、高速道路においては追い越し車線で一気に前車を追い越すことが可能。

そんなパフォーマンスを持っているにも関わらず、デザインは美しく世界で一番美しい4ドアクーペと絶賛されたデザインは未だに健在です。

私が新車で購入した際には1000万円以上のプライスだった640i グランクーペ F06が現在は中古車でその半値以下で購入できるのですから、検討しない訳にはいきませんよ。

BMW 640i グランクーペ F06は2015年式後期型がおすすめ

私が所有していた640i グランクーペ F06は2015年式ですが前期型です。

しかし、事実上は2015年式の後期型と同仕様の車だったことはラッキーでした。

2015年式前期型と後期型では何が違うのか?

エクステリア的にはフロントウインカーの位置が変化する程度で大きな違いは2台並べて比較しない限りは見分けはつかないでしょう。

一番の違いはiDriveのバージョンが後期型の方がアップデートされた仕様になっていることです。

またスポーツステアリングの形状などが違っていることが大きいです。

BMWのインフォメーションシステムは現在は7世代目になりますが、2015年後期型が5世代目になり完成度が格段に進歩した世代です。

幸い私の車は前期型でありながらiDriveは後期型の5世代目になっていたのが幸いでした。

BMWでは前期型、後期型という区分でのモデルチェンジ以外でも仕様変更が頻繁に行われます。

なので、私のような幸運な車が存在します。

2015年式前期型の多くはiDriveが4世代目であり現在のiDriveからはかなり見劣りする部分が多い。

よって、640i グランクーペ F06を購入するのであれば2015年後期型を購入するのが狙い目です。

現在の中古車相場は300万円台から400万円台が主流

御存知の通り中古車の相場は年式や走行距離、ボディカラーなどによって変化します。

640i グランクーペ F06の場合はボディカラーは白、黒が多いのでそのどちらかを探すのであれば比較的探すのは難しくありません。

気をつけるべきポイントはサンルーフの有無とアダプティブLEDヘッドライトの有無です。

640i グランクーペ F06の発売当時はサンルーフ無しの車両が一定数販売されていましたが、それ以降はほとんどがサンルーフ付きになります。

サンルーフと言ってもチルトアップしかしないのですが、サンルーフ付きの方が人気が高いのでサンルーフは必須です。

またヘッドライトがアダプティブLEDヘッドライトがオプションでしたので、HIDヘッドライトの車が一定数流通しています。

これはヘッドライトの容姿も違いますし実用性においてもLEDが優れているのでHIDヘッドライトを選択する理由は見当たりません。

それ以外のオプションで必要になるであろうものはほとんどの車には装備されていると思いますので、後はうまく中古車を購入するコツを知っていれば安心です。

私の過去の経験で中古車、特にBMWの中古車を購入するポイントを以下の記事でお伝えしていますので合わせてご参考にしていただけると幸いです。