新型2シリーズクーペ G42よりもワイドなM2 G87
2022年または2023年に発売が予定されている新型BMW M2 G87ですが、今回スクープされた写真ではその詳細なディテールを確認することは出来ません。
ボディ全体を覆っている偽装の状態で分かることは明らかにベースになる2シリーズクーペ G42よりもワイドなボディが与えられていること。
新型の2シリーズクーペ G42もふくよかなフェンダーのデザインが与えられていますが、今回目撃されているスクープ写真の車両の方がよりフェンダーが張り出しているのがよく分かります。
特にリアフェンダー部分の張り出しはとても力強い張り出し方をしているように見ることが出来ます。
この部分だけを見てもベースの2シリーズクーペ G42よりもコーナリングの際に踏ん張りが効く感じが想像できるのではないでしょうか？
BMW M2 G87にはiDrive8が搭載か？
運転席などにあるディスプレイの形状を見ると従来のディスプレイよりも大型なものが取り付けられているように見ることが出来ます。
これは既にBMWが発表してる最新のiDriveであるバージョン8に該当するiDriveのモニターに似ていることが分かります。
iDrive 8の場合スピードメーター部分もフル液晶モニターになり、そこからセンターモニターにかけて連続する形でモニターが続くようなデザインになっています。
最新のメルセデス・ベンツのモニターに近い感じと言えば分かりやすいでしょうか？
メルセデス・ベンツの場合は自立したiPadが2つ連結されているデザインですが、BMWの場合は全体的に湾曲した一体式のモニターのようになり、センターモニターまで含めたモニター全体の運転席からの視認性がアップされているものになります。
現状では3シリーズ、4シリーズ共に新型のiDrive8は搭載されていませんが、M2 G87が登場する際にはM2 G87のベース車両である3シリーズ、4シリーズに関してもiDrive8が搭載されるのかもしれません。
新型BMW M2 G87はFRなのか？AWDなのか？
これはM240iに搭載されるエンジンの出力が380馬力を超えることで、FRでの駆動ロスを軽減するための処置だとされています。
なのでM240iよりも高出力なエンジンを搭載するM2 G87でもxDriveが搭載されるのでしょうか？
現状ではまだ発売されていませんが、M3 G80/M4 G82ではFRモデルに加えてAWDモデルであるxDrive仕様が追加されることがアナウンスされています。
これはM2 G87を上回る510馬力を出力するエンジンの駆動ロスを軽減するための処置ですが、これによってM3/M4にはFR駆動とxDrive駆動の2つの駆動方式が用意されることを意味します。
そこまでの馬力は発生しないM2 G87ですが、噂では400馬力から450馬力程度の出力を発揮するエンジンを搭載して発売されることが予想されています。
M240iですら駆動ロスを軽減するためにxDriveが設定されていることからM2 G87においてもxDriveが設定される可能性はあります。
しかし、ピュアスポーツモデルであるM2 G87にはFR駆動が最適とする声も大きく、BMWがどのようなチョイスを行うのかは未だに不明です。
軽量、小型なピュアスポーツが売りのM2 G87ですので、重量が増加するxDriveを採用しない場合は、かなりじゃじゃ馬な性格の車に仕上がることが予想できますので、それはそれで楽しみなのですが。
【引用・参照元】
BMW『2シリーズクーペ』（220i/M240i）新型に設定されるハードコアモデル、『M2クーペ』の最新プロトタイプを捉えるとともに、その内部をスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
