私のBMW 640i グランクーペも早くも2年目点検のご案内が届きました。事前に不具合箇所を聞かれたのでiDriveの不具合を伝えていたところ案の定コンピュータ交換ということになりました。

iDriveのNO SIGNALは危険

以前お知らせしたiDriveのNO SIGNALですが案の定コンピュータ交換ということになりました。どうもメーカーからある症状が出ているiDriveのコンピュータは交換するように指示がでているようです。

私の場合は、ディーラーにて問診(笑)細かい内容は忘れましたが主な質問事項は以下の通り。

1.NO SIGNALの発生時の状況(停車中、走行中)
2.NO SIGNALの発生時の外部機器の接続の有無(iPhone等)
3.NO SIGNALの発生時の画面表示(マップ、ラジオ等)

主な質問内容はこのような項目だったと思います。実際にはもっと細かい質問が多かったと思いますが。

特にディーラーの担当者が反応した項目はNO SIGNALの発生時の状況です。

私の場合は停車中がほとんどですが、数回エンジン始動時にいきなりNO SIGNALのメッセージが表示。どうもこのエンジン始動時のNO SIGNALは危険のようです。

2年目点検の点検項目

項目をひとつづつ確認すると・・・

1,法定1年点検
2.エンジンオイル、フィルター交換
3.エアコンフィルター交換
4.ワイパーブレード交換

5.ウオッシャーフルード充填
6.コンピュータ関連交換
7,2017年度版ナビデータインストール

今回の2年目点検ではこの7項目が実施されたようです。もちろん、有償の保証に加入していますから全て無料。

2017年度ナビデータインストールは前回の1年目点検の際に2年分を購入していましたので今回は無料になっています。

コンピュータの交換でコーディングやシートメモリーは全てリセット

ディーラーで問診をされてコンピュータを交換することが決まった段階で確認されたのがコーディング実施の有無です。

ウソを言う理由も無いので正直に伝えるとディーラーの担当者から一言「全てリセットされます」とのこと。

私が行っているコーディングはそんなに多くはないのですが・・・

1.テレビキャンセラー
2.ドアロック時にドアミラー格納
3.運転時の警告表示の非表示
4.デイライト

おそらくこの4項目のみです。早速いつもお世話になっているショップに事情を説明して再コーディングを依頼したところ想定外のお返事が帰ってきました。

「再コーディング出来るかは不明です」

えっ、って感じです。よく確認するとコンピュータを交換した車両は最新のBMW車同様にコーディングが出来なくなる仕様に変更されている可能性が高いとのこと。

実際にはコーディングはできるんですが、こちらの記事に書いたように多少手間がかかったりすることになるようです。

もし、iDriveでNO SIGNALのメッセージが表示されたことがある方は、コンピュータ交換の際にはコーディングが全てリセットされますのでご注意ください。

ご自身でコーディングを行う方法もありますので、再コーディングに費用が発生する場合は検討されても良いかと思います。