BMW4シリーズクーペ(F32)と4シリーズグランクーペ(F36)にお買い得モデルとしてM Spiritというモデルが設定されました。通常より約30万円ほど安くなっているのですが、それには理由があります。

BMW 420iクーペ/グランクーペM Spiritとは?

BMW420iクーペ(F32)と420iグランクーペ(F36)にM Spiritというモデルが追加されました。

これはあと1年程度でモデルチェンジが行われるモデル末期に近づいたBMW4シリーズクーペ(F32)と4シリーズグランクーペ(F36)のお買い得バージョンとして投入されたモデル。

このBMW420iクーペ(F32)と420iグランクーペ(F36)M Spiritの最大の特徴はベースモデルのMスポーツよりも価格が約30万円安いという部分です。

しかし、30万円安くなったことで失われたものが2つあります。

  • アダプティブヘッドライト
  • デジタルスピードメータ

この2つの装備が無くなったことで価格を約30万円下げて販売することが可能になっています。

価格的にセダン(F30)よりも高めに設定されている4シリーズが少し手が届く価格に近づいたことは嬉しい限りですが、失った装備は必要なのか、不必要だったのかが購入の可否につながると思います。

BMWアダプティブヘッドライトとは?

BMWアダプティブヘッドライトとは交差点や曲がりくねった道路などで車の正面だけではなく、車の進行方向をヘッドライトが物理的に動くことで照らすヘッドライトです。

俗に言うコーナリングランプとほぼ同じ機能だと思ってもらえれば良いと思いますが、私にとってはもはや無くてはならない装備の1つになっています。

ハイビームアシスタントをBMW M4コンペティション F82へ後付け

アラフィフな私にとっては夜間の運転は視力の低下などでできるだけ明るくして運転したいと思い、本来日本のBMW M4コンペティション F82には装備されていないハイビームアシスタントを後付けしています。

このハイビームアシスタントとアダプティブヘッドライトのおかげで夜間の運転が非常に楽になったので、もし夜間の走行が多い方は要検討の部分だと思います。

アダプティブヘッドライトに30万円の価値があるのか?

デジタルスピードメーターは好みの問題なのでここでは省きますが、アダプティブヘッドライトは安全装備なのでよく検討される方が良いと思います。

私は毎日の通勤でBMW M4コンペティション F82を運転しますので毎日夜間の走行があります。

基本的には阪神高速道路と国道(バイパス)を通る経路なので街頭も複数ありますので、正直アダプティブヘッドライトが無くても夜間の運転には支障は少ないと思います。

ただし、私の場合は長距離ドライブも行いますので夜間に田舎道や山間部の高速道路を走る機会も多いです。

この場合は、ハイビームアシスタントとアダプティブヘッドライトは必須だと考えます。

暗い夜道で走るのは視力の面においても反射神経などの披露面においても負荷が高いです。

その負荷を解消するのがハイビームアシスタントであり、アダプティブヘッドライトですので私には必須の装備になります。

逆に考えると、週末しか運転しない、遠出はしないという使い方ならアダプティブヘッドライトの活躍する場所も少ないので不要ということになります。

価格が安くなったことはうれしいことですが、今回の場合は安全装備の省略になりますので車の使用状況からよく考えて判断することをおすすめします。

【引用・参照元】

【追加情報】