BMWの新しいアプリが使用開始されましたので、早速ダウンロードして使用してみました。

BMWのアプリ「BMW コネクテッド」では何が出来たのか?

BMWコネクテッドに登録してBMWリモートアプリを使ってみた

BMWでは車をよい使用しやすくするためにアプリの開発に力を入れています。

これまではBMW コネクテッドという名称でアプリが提供されていましたが、そのアプリではどんな事が出来たのでしょうか?

私が一番よく利用した項目はナビの目的地設定です。

BMWコネクテッドで目的地を検索しその情報を車両に送信することでナビの目的地を設定することが出来ます。

自宅で目的地を検索し、その情報をアプリ経由で車両に送信すれば車に乗り込んだ瞬間にナビの目的地を設定して走り出すことが可能です。

またナビの目的地設定では探すのが難しい場所でもアプリなら簡単に検索することが出来るので、BMW純正ナビの目的地を設定するには、アプリの方が簡単なのかもしれません。

それ以外だと遠隔で車の鍵の施錠、解錠がが出来たり、換気(エアコンではない)のファンのON/OFFやガソリン残量やその残量での航続可能距離などもアプリで確認することが可能です。

なのでBMWコネクテッドのアプリはナビの目的地設定以外は特に便利だと思える機能は無かった、というのが正直な感想です。

新しいBMWのアプリ「MY BMW」では何が出来るのか?

こちらが新しい「MY BMW」というアプリのホーム画面ですが、ちゃんと私の愛車であるM4の写真が写っています。

もちろん、ボディカラーも実車と同じミネラルグレーメタリックの写真が表示されています。

車の写真の背景に「ALL GOOD」の表示がありますが、この表示は何も車に異常がないという状態を表しているらしいです。

点検時期などが超過していると違うメッセージが表示されると思われます。

このMY BMWのアプリでも一番使用頻度が高いと思われるナビの目的地設定ですが、表示される地図のデザインも新しくなって見やすくなったと思います。

そして地図の上部にはガソリンスタンドや駐車場検索がすぐに出来るショートカットキーが設定されたので使い勝手が向上したと思います。

そして今回初めて登場する機能がこちらのAMAZONアレクサとの接続が出来る機能です。

しかし、残念ながら私のM4ではサポートがされていないというメッセージが表示されているので、使えない感じでしょうか?

噂ではiDrive7.0以上の車種では対応しているそうなので(私のM4はiDrive6.0)、使用できる環境の方はAMAZONアレクサとの会話をBMWの車内で楽しんでください。

それ以外にもBMWコネクテッド時代と同様に鍵の施錠、解錠、換気ファンのON/OFF、車両の点検時期の確認なども引き続き使用可能です。

MY BMWアプリは使い物になるのか?

MY BMWアプリの最大の売りはAMAZONアレクサとの接続だと思いますが、iDrive7.0以前の車両ではその恩恵を受けることは出来ません。

なので多少改善されているとは言えBMWコネクテッドアプリの方が使い慣れている私にとってはぜひMY BMWアプリを積極的に使いたいとあまり思えないというのが本音です。

しかし、BMWコネクテッドアプリは今後バージョンアップなどは停止されると思いますので、近い将来には使用不可能になると思いますから、早めにMY BMWアプリに乗り換える必要がありそうです。

BMWはスマホとの連携には力を入れている自動車メーカーだと思いますが、まだまだ模索中という感じでユーザーが使って便利と思える機能が少ない感じです。

恐らく電気自動車の時代になればよりスマホとの連携が重要になると思いますので、それまでは使えるときは使う、そんな感じのアプリかな?と思います。

もっとユーザーにとって無くてはならないアプリになってくれることに期待ですね。