クルマ好きにとって車の音、エンジン音、マフラー音はこだわりがある部分である。しかし、BMWの一部の車種にはBMWアクティブサウンドデザイン(ASD)という仕組みが装備されています。

アクティブサウンドデザイン(ASD)とは・・・

ザックリいうと擬似的に車の室内に車外の音(エンジン音、マフラー音)をスピーカーから鳴らす機能である。

なので、アクティブサウンドデザイン(ASD)が装備されている車内で聞こえるエンジン音やマフラー音は本物ではない。

スピーカーから流れてくる擬似音声ということです。

これは車内の防音対策を行っていく過程において、車外の音が車内で聞こえなくなることが、スポーティーさに欠けると判断した結果、取り付けられている装置と考えられます。

この件に関してはBMWからは詳しい理由などは公表されていないので本当の狙いは分かりません。

アクティブサウンドデザイン(ASD)を消す理由

私のBMW M4 コンペティションが納車されたら、すぐに実施したいことがいくつかありますが、その1つがアクティブサウンドデザイン(ASD)を消す(カット)ことです。

  • 純粋なエンジン音、マフラー音を聞きたい
  • 室内の音が必要以上にうるさい
  • 音楽をちゃんとした音で聞きたい

この3つがアクティブサウンドデザイン(ASD)を消したい理由です。

クルマ好きにとってエンジン音、マフラー音は楽しみの1つですが、擬似的に作られたものではなくその車1台1台の個性を尊重したいと思います。

また、BMW M4 コンペティションを試乗した際に思ったのですが、どう考えてもアクティブサウンドデザイン(ASD)は演出が凝りすぎている、感じました。

ぶっちゃけ、うるさいんです。音を楽しむ以前にうるさい。心地よいサウンドにはなっていない、というのが感想。

それに、スピーカーは音楽を鳴らすものなので余計な音は鳴らしたくない。

そんなに音楽にうるさい訳ではありませんが、できればきれいな音で音楽は楽しみたい。

ただでさえ、BMWはメルセデス・ベンツやアウディに比べれば、エンジン音、マフラー音は室内に聞こえるように作られているのだから、余計なことは止めて欲しい、というのが本音です。

アクティブサウンドデザイン(ASD)を消す方法

などの方法が諸先輩の方々から紹介されています。

しかし、実際にアクティブサウンドデザイン(ASD)をコーディングや物理的な方法で消すと、かなり室内から聞こえる音が寂しくなると考えられます。

しかし、実際にはこちらの動画で(前半ASD:ON/後半ASD:OFF)聴き比べる限り、あまり影響がない、というか通常のBMWのように音が聞こえるだけのように感じます。

私には聞き分けができませんが、BMW M4 コンペティションのアクティブサウンドデザイン(ASD)では、V8エンジン(恐らくE92型M3)の音が流されているとも言われていますので、絶対にアクティブサウンドデザイン(ASD)は消す(カット)方向で考えたいと思います。