BMWのEV(電気自動車)であるi4などには既に搭載されている湾曲ディスプレイのiDrive8ですが、3シリーズにつづいて4シリーズにも搭載が開始される模様。

BMW3シリーズ(G20/G21)はLCIに合わせてiDrive8が搭載

BMW 3シリーズ G20のLCIに合わせてBMW M3 G80もiDrive8.0へ小改良

こちらの記事にも書きましたがBMW3シリーズ G20のLCI(マイナーチェンジ)に合わせて湾曲ディスプレイのiDrive8が搭載されることが決まっています。

そしてそれに合わせるようにBMW M3セダン G80にも湾曲ディスプレイであるiDrive8が搭載されることが決まっていますので、近いうちに兄弟車的な存在である4シリーズ(G22/G23/G26)やM4クーペ G82にも湾曲ディスプレイであるiDrive8が搭載されるだろうと考えられていました。

BMWの3シリーズ、4シリーズは外見は大きな違いがありますが、内装に関してはほど統一された仕様になっていることから3シリーズが湾曲ディスプレイのiDrive8を搭載出来るということは4シリーズでも搭載が可能になります。

今後発売される、またはLCIを迎えるBMWの多くはこの湾曲ディスプレイのiDrive8が順次搭載されていくことになると思います。

BMW4シリーズ(G22/G23/G26)の2023年3月生産車からiDrive8が搭載

BMW M440iグランクーペ G26 納車される

私は先日BMW M440iグランクーペ G26を購入した所ですが、グランクーペを含むBMW4シリーズにも湾曲ディスプレイのiDrive8が搭載されることが決まった模様。

2023年3月生産の4シリーズ(G22/G23/G26)からiDrive8が搭載されることになるとのことですから、このタイミングで4シリーズクーペ G22、カブリオレ G23は少し早いような気がしますがLCIされる可能性もあります。

ただし過去のBMWの改良手法を見ていると今回のようなiDriveの変更という大きな仕様変更をLCI前に実行することはよくあることなので、2023年3月生産から4シリーズクーペ G22、カブリオレ G23がLCIされない可能性もあります。

BMWとBMW MINIの正しい中古車の買い方

現に私が過去に所有していた640iグランクーペ F06はLCI前(前期型)の末期モデルでしたが、素手にiDriveのみが当時の最新であるiDrive6に変更された状態で納車されました。

おかげでコーディングを行うショップでは過去のデータが無かったのでコーディング作業が大変だったと聞きましたが。

BMW M440iグランクーペ G26購入後約1年でiDrive8に移行することに

先日私が購入したBMW M440iグランクーペ G26は当然ですがiDriveは現行型のiDrive7になっています。

しかしこれから1年もしないうちに販売される4シリーズグランクーペ G26は湾曲ディスプレイのiDrive8が搭載されることになります。

この段階で4シリーズグランクーペ G26がLCIされることは考えにくいので型落ちする感じではありませんが、現行のオーナーさんの中には複雑な気持ちになる方もいらっしゃるのかもしれません。

個人的にはあの大型な湾曲ディスプレイが搭載されているiDrive8はあまり好きではないので、現行のiDrive7の車を購入できたことの方が良かったな、と感じています。

仮に数年後に私のM440iグランクーペ G26を下取りや売却する際にも代数的には少ないiDrive7搭載車ということでプレミアムが付く?なんてこともあるのかもしれません。

湾曲ディスプレイ搭載のiDrive8はこれまでのBMWのコクピットの様子を一新するものになりますので、iDrive8の方が好きだ、という方は2023年3月以降の生産者が購入出来るように逆算して注文する必要がありそうです。

まあ、今の状況では発注してもいつ納車されるのか分からないので、難しいのかもしれませんけどね。

【引用・参照元】