BMW M社のロゴを象徴するトリコロールカラーですが、今後はこのトリコロールカラーが無くなるかもしれません。

BMW M社のトリコロールカラーとは?

現在BMW Mモデル、Mパフォーマンスモデル、M Sportモデルに採用されているBMW社のロゴの象徴になっているのが青色、紺色、赤色のトリコロールカラーです。

このBMW M社のトリコロールカラーの原点は諸説あるみたいですがこちらの写真にあるように1973年に活躍したBMW 3.0 CSLのこのボディカラーが原点だと言われる説が有力です。

BMW M社でもこのトリコロールカラーについてどのような経緯で採用されたのか?なぜこの3色の組み合わせなのか?は公式には発表されてないとされています。

しかし現在のBMWファンからすればこのトリコロールカラーはBMW M社のロゴとしてしっかりと認識されており、このトリコロールカラーを見ると普通のBMWとは一味違うモデルいう印象を持つまでに浸透しているロゴマークになっていますね。

BMW iXに採用されているBMW M社のロゴはブラック+ゴールド

現在既に日本でも販売が開始されているBMW EV(電気自動車)であるiXのグレードを示すM60のロゴの3本線は従来の青色、紺色、赤色のトリコロールカラーではなくすべての文字が黒色に金色の縁で装飾されたものが取り付けられています。

過去BMW M社から販売、開発されたモデルには基本的にすべて青色、紺色、赤色のトリコロールカラーのロゴが取り付けられその他の文字や数字がその時々に合わせて変化するパターンを踏襲してきました。

今回真っ黒なMロゴが取り付けられたモデルがEVのBMW IXだったことから他のEVモデルであるi4やiX3なども同様の真っ黒いMロゴが取り付けられているのかとも思いましたが、i4やiX3などは従来の法則に則ったMロゴが取り付けられていることを考えると真っ黒いMロゴの今後の行方が気になります。

BMW M社のマーケティング責任者Timo Resch氏のコメント

BMW M社のマーケティング責任者Timo Resch氏のコメントのよると今後発売されるBMW M社の車には青色、紺色、赤色のトリコロールカラーは採用されずににブラック化されたMロゴのエンブレムが取り付けられるとコメントしています。

既に販売されているモデルに関しては従来どおりのトリコロールカラーのMロゴが継続されるようですが、恐らくはまもなく販売されると思われるBMW M社完全オリジナル車であるBMW XMからブラック化されたMロゴが採用されると思われます。

ただしこれまで採用されていたトリコロールカラーのMロゴに関しては車両には取り付けられないが、ブランドのロゴなどとして今後も何かしらの資料や写真などには継続使用される模様。

BMWに限らず自動車メーカー各社も定期的に自社のロゴをデザイン変更していますが、これだけ長くファンから愛されたトリコロールカラーのMロゴが変更されるのは少し寂しい感じがしますね。

【引用・参照元】