BMW M4 CS専用フロントリップスポイラーの有無でこんなに印象が変わります。

BMW M4 CS専用フロントリップスポイラーの破損状況

先日のブログでもお伝えしましたが、私の不注意で貴重なBMW M4 CS専用フロントリップスポイラーを破損させてしまいました。

カーボン製の商品は基本的に修理は不可能なので今回も修理ではなく交換で対応します。

まずは交換するにあたり必要な部品の確認をするために破損したBMW M4 CS専用フロントリップスポイラーを取外す作業から行ってもらいました。

早速ですがサクッとではありませんが、何とか破損したBMW M4 CS専用フロントリップスポイラーを取り外し。

丁度取り付けた際の下側からの写真がこちらですが破損状況はこれではイマイチわかりにくいですね。

破損した部分を取り付けた際の正面部分から撮影した写真がこちらです。

完全にカーボン製のフロントリップスポイラーが割れている(正確には潰れている)のが分かると思います。

この写真から見ても分かりますが今回は「擦った」のではなく正面から「突き刺した」ための、フロントリップスポイラーが路面側に押し込まれた結果で破損したことが分かります。

破損した部分の断面から撮影した写真がこちらですがボックス上に整形されていたフロントリップスポイラーが完全に押しつぶされて割れていることがよく分かります。

これが450馬力でカーボン製のリップスポイラーを押しつぶした結果となります。。。(泣)

BMW M4 CS専用フロントリップスポイラーを取り外して分かった衝撃の事実

通常のフロントリップスポイラーはフロントバンパーに両面テープやリベットなどで取り付けることが多いですが、このBMW M4 CS専用フロントリップスポイラーはさらにボディから伸びているL字ステーでも固定されています。

写真を撮るのを忘れてしまったのでパーツリストのイラストで説明しますが、赤丸のL字ステー(ホルダー フロントスプリッター)が破損時の衝撃で曲がっています。

このL字ステーはとても工具などで修正できるようなちゃちなステーではなく、時速300kmで走行中に発生するダウンフォースを受け止める非常に頑丈なステーです。

なのでこの曲がったL字ステーも修理ではなく交換することになったので急遽追加で部品発注することに。

事前の見立てではカーボン製のフロントリップスポイラーのみを発注すれば大丈夫と思っていましたので、取り付ける前に破損箇所の確認をしておいて良かったです。

BMW M4 CS専用フロントリップスポイラーの存在感はやっぱり偉大

なんだかんだで現在はフロントリップスポイラーを取り外した状態で車を修理のため預かってもらっています。

写真でBMW M4 CS専用フロントリップスポイラーの有無を比較できるようしましたが、ぶっちゃけ写真以上にどノーマルのフロントバンパーでは迫力というか見た目の違いが大きいです。

BMW M4コンペティション F82 フロントリップスポイラーに赤いピンストライプ

特に赤いピンストライプが無くなることでの車高を低く見せる視覚効果が得られないので非常に車高が高くなった印象を受けます。

この写真を撮影した際には私が普段乗っている状態の車高に戻してもらっていますので、写真下の大阪オートメッセ2019の展示時よりも約1cm車高が高くなっています。

しかし、それを差し引いてもフロントリップスポイラーとピンストライプの視覚効果がいかに効果的に車高を低く見せているのかがよく分かります。

私の車を実際にご覧になった方々から「こんなにローダウンしたら日常的な使い方ができないのでは?」とよく聞かれますが、実際にはリップスポイラーの底面を擦ることはあっても十分日常的には使用可能な車に仕上げています。

不幸中の幸いでフロントリップスポイラーを交換することになったので、ピンストライプの色とかを変更しますか?と聞かれましたが原状復帰で再度施工してもらうようにお願いしました。

貴重なBMW M4 CS専用フロントリップスポイラーなので日本国内では在庫が無いのでは?と心配しましたが、付属部品も含めて国内在庫がすべてそろっているそうなので、約1周間ぐらいで修理は完了する予定です。

また、修理が完了しましたら修理代金含めてご報告させていただきます。