ついにBMW M社の50周年記念モデルの目玉として期待されていたBMW M4 CSL G82が公式に発表されました。

BMW M4 CSL G82とは?

BMW M4 CSL G82の最高出力は540馬力か?

BMW M4 CSL G82とはどんなモデルなのか?

BMWのネーミングでCSLと言えばE46型M3クーペに設定されていたM3 CSLが一番有名ですが、そのコンセプトは軽さを重視したモデルです。

E46型M3 CSLは標準のM3クーペよりも100kgもの軽量化を実現し、スポーツカーとして馬力と同様に軽量がいかに大切なのか?を示すことが出来たモデルです。

そのCSLのネーミングを受け継いで発売されたBMW M4 CSL G82も同様で、標準のM4 G82に対して約100kgの軽量化と約40馬力のパワーアップを実現させています。

主な軽量化の部分は非常に細かい部分にまで及んでおり・・・

  • 後部座席の撤去
  • 軽量遮音への切り替え
  • 内部および外部の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)コンポーネントの使用
  • チタン製リアサイレンサー
  • フードとトランクにCFRP化
  • キドニーグリル
  • リアライト
  • フロアマット
  • オートエアコン
  • センターコンソールにカーボンファイバーを使用

など数々の細かな軽量化を行うことで約100kgの軽量化に成功しています。

パワーアップ及びこれらの軽量化を行うことでニュルブルクリンクにおいてBMW史上最速のラップタイムを刻むことに成功しています。

BMW M4 CSL G82のドイツでの販売台数は150台

今回発表されたBMW M4 CSL G82ですが、一番販売台数が多いと思われるドイツでの販売台数は150台だと言われています。

世界限定1,000台のBMW M4 CSL G82ですから、一番販売台数が多いと思われるドイツで150台と考えると日本への割当台数は10台から20台前後ではないでしょうか?

日本ではどのような方法で販売されるのか?そもそも日本ではまだ正式にBMW M4 CSL G82の販売を公式には発表していませんので、販売されるかも不明ですが1台も日本では販売されないとは考えにくいです。

価格が2500万円のBMW M5 CS F90はたった3分で完売したらしい

最近のBMW JAPANの限定車の販売方法はオンライン販売が多くなっており、上記のように日本での販売台数が5台だったBMW M5 CS F90に関してはたった3分で完売したと言われています。

BMW M5 CS F90の販売価格は2,000万円を大きく超えていたと思いますが、その価格でもたった3分で完売したことを考えると今回のBMW M4 CSL G82に関してもオンラインでの販売方法が有力だと思われます。

仮にBMW M4 CSL G82の日本での販売台数が10台前後だったと仮定した場合、前回のBMW M5 CS F90の時のように数分で完売する可能性は高いのではないでしょうか?

BMW M4 CSL G82のドイツでの販売価格はM4 コンペティション G82の約2倍

ドイツではM4 コンペティション G82の販売価格は87,300ユーロ(約1,200万円)とされていますが、今回販売が予定されているBMW M4 CSL G82のドイツでの販売価格は165,200ユーロ(約2,250万円)とされていますので、価格は約2倍ということになります。

なので日本で販売される場合も概ね2倍の2,300万円とか2,400万円での販売が見込まれ、価格的には先程紹介したBMW M5 CS F90と似たような価格で販売されると思われます。

台数は少ない、価格はマンションや一戸建て住宅のような価格なので誰でも気軽に購入できる車ではないことは誰にでも分かる話ですが、それでも販売時には数分で完売するというすごい状態になりそうです。

ちなみに、噂では既にドイツではオーダーを受け付けており、割当分の150台が既に完売していると言われています。

しかし考え方によっては世界限定1,000台のスペシャルな車を一定期間所有続けることで将来的な値上がりも期待できるということを考えると、裕福層の方々には利回りの良い投資という考え方も出来るのかもしれません。

ただし、以前に販売されたBMW M4 GTS F82の際には、現在でもそれほど価格の上昇は見られない、というか予定の販売台数を消化するのにも苦労したという話もありますので、BMW M4 CSL G82の利回りがどうなるのか?少し興味があるとも思えます。

個人的には純粋に車が好きな人に購入してもらう方が良いかなとは思いますが。

【引用・参照元】