BMW Mモデルのファンが今一番待ち焦がれているモデルが新型M2 G87です。まだ発売までは2年我慢する必要がありますが。

BMW M2の起源は1シリーズMクーペ(1Mクーペ)

現行型F87型M2も2023年に発売される予定のG87型M2もその起源は201年に発売された1シリーズMクーペ(1Mクーペ)です。

1シリーズMクーペ(1Mクーペ)はE82型135iクーペをベースに開発されたBMW Mモデルである。

当時のMモデルのラインナップはV10エンジン搭載のM5、V8エンジン搭載のM3となっていたことから、BMWの本流である6気筒エンジン搭載の一番小さなMモデルを期待する声が大きかったとのこと。

その期待に応えるために開発されたのが1シリーズMクーペ(1Mクーペ)です。

なので当時は一番排気量の小さなMモデルということで人気が高かったのですが、生産台数があまり多くはなかったこと、最低地上高をクリアすることが出来なかったこともあり日本には正規輸入されることはありませんでした。

なので現在日本に存在する1シリーズMクーペ(1Mクーペ)は全て欧州から輸入された並行輸入車ということになります。

なので日本では特に人気があり、またその後継という位置づけであるM2は小さく軽量なスポーツカーとして引き続き日本でも人気が高い車になっています。

G87型M2のキドニーグリルは幅広型

新型BMW M240i xDrive G42を正式発表

G87型M2のデザインはまだ偽装に覆われているのではっきりとは分かりません。

しかし、こちらの記事で紹介している予想CGを見る限りだと概ね外見は予想出来るのではないでしょうか?

現在も偽装で覆われているキドニーグリルは既に発売済であるG42型2シリーズクーペ同様に幅広型のキドニーグリルになると思われます。

BMW3シリーズ G20とM3 G80では同じ兄弟モデルでもフロント部分のデザインは大きく変更が加えられていましたが、2シリーズクーペとM2の間にはそのような関係にはなっていない模様です。

またキドニーグリルが幅広型になったことでエンジンルームへの空気流入量を確保出来るようになったことかた、フロントバンパーの造形がエンジンルームへの空気を取り入れるデザインからフロントタイヤハウスへの吸気を取り入れるデザインに変更されています。

これによって空気抵抗を抑えることで燃費や速度に影響が出ると思われます。

ルーフはカーボンルーフが標準で装備

現行型M2と比較してカーボンパーツの使用頻度がアップすると思われるG87型M2ですが、その代表するパーツがカーボンルーフです。

F80型M3などでは既に採用実績があるカーボンルーフですが、F87型M2では一部の限定モデル以外ではカーボンルーフは採用されていませんでした。

よってG87型M2でカーボンルーフが採用されるとM2としては実質的に初めてのカーボンルーフの採用ということになり、より軽量化が進むことになります。

またテールから出ている4本だしのマフラーの口径は非常に大きな形状になってることから、Mモデルらしいサウンドを響かせるモデルになっていると思われます。

トランクテール部分はダックテール状に跳ね上がっている?のかまたはこぶりなトランクスポイラーが取り付けられているのか不明ですが、トランク部分でのダウンフォースを稼ぐ(ルーフからの空気の流れを整える?)仕組みも備えている模様です。

今となってはエンジンをM3/M4と共用するM2ですが、M3/M4にはないリアルスポーツな乗り味を感じさせてくれる小型軽量なスポーツモデルの発売が待ち遠しいですね。

【引用・参照元】