BMW M社は近い将来電動デモるのM車を開発、販売する可能性について言及しています。

BMW M車の電動車第一号はBMW i4M?

BMW i4は4シリーズ最強の500馬力オーバーで発売~その価格はいくら?

BMWが新しく発売を予定している電気自動車がi4です。

これは次期4シリーズグランクーペ G26とボディなどを共用して作られる完全な電気自動車だと言われています。

よってボディスタイルは4ドアクーペ(ハッチバック)形式となり、駆動方式はモーターとバッテリーで後輪またはAWD駆動になると思われます。

電気自動車の馬力などのパフォーマンスはモーターとバッテリーの出力に比例しますので、i4に関してもモーターとバッテリーの違いによってパフォーマンスが違うモデルが用意されると思われます。

その中の最もパフォーマンスが高いモデルにMのバッチを付けて登場するモデルがMモデル、つまりi4Mになるのではないか?と言われます。

電気自動車のMモデルは成立するのだろうか?

電気自動車のパフォーマンスは先程も述べたようにモーターとバッテリーのパフォーマンスで決定されます。

これはガソリンエンジン車で言うところのエンジンの違いでパフォーマンスが変わることと理屈的には同じです。

しかし、モーターとバッテリーでのパフォーマンスアップに関してはエンジンのような細かなチューニングに成り立つものではありません。

極端な話をすればミニ四駆のパフォーマンスアップのためにより強力なモーターを買ってくるのと同じような理屈です。

そんな電気自動車の場合において普通車とMモデルの違いに関してより高額な値付けに対し、その価格を支払う価値があるのか?という疑問が湧いてきます。

エンジニアが調律することで得られるパフォーマンスに対して高価なMモデルの値付けに意味があると思います。

もちろん、エンジン以外にもチューニングする部分は数多く存在するので一概には言えませんが、車の心臓とも言えるエンジンに対する施しとモーターでは意味合いが大きく異ると考えます。

なので電気自動車におけるMモデルの存在は成立するのか?を疑問におもいます。

BMW i4自体は歓迎する

BMWが満を持して発売する新しい電気自動車であるi4に関して特別に否定するつもりはありません。

私が購入するのか?どうかは別にしてBMW製の電気自動車に価値を感じる人はぜひ購入されれば良いと思います。

しかし、そのハイパフォーマンスモデルになるであろうグレード(車種)に関してMの称号を与えることに個人的に違和感がある、ということです。

あと10数年もすると世界中の主な国でのガソリンエンジン車の販売が禁止されることはもう既に決まっていることなので、世の中の流れに逆らうことは出来ません。

しかし、これまで築いてきたMの称号だけはぜひ守って欲しいと思うので、i4Mという名称なのではなく別の違うブランドで展開してもらいたいと願います。

BMW Mモデルをガソリンエンジン車時代の栄光と共に伝説にして欲しいと感じていますので。

【引用・参照元】