ちょっとした油断でぶつけてしまったリアバンパー&リアディフューザー。軽症と思ったら意外と修理代金が高額になりました。

BMW 640i グランクーペ Mスポーツのリアバンパー交換

先日ブログでもご紹介したバックでの車庫入れの際の追突事故(自爆)ですが、リアバンパーは写真の通り軽症かと思いましたが、この「角」がやっかいな部分でした。

修理も可能と言われましたが、仕上がり具合が平面と同じようになるかは修理してみないと言われましたので結局交換することになりました。

・BMW 640i グランクーペリアバンパー:176,000円
・リアバンパー塗装代:68,400円

リアバンパーの交換に最低限必要な部品と塗装代金の合計で約24万円と修理代金の半分程度を占めています。

リアバンパーは確かに大きな部品ですから高額になるのは仕方がないことですが、塗装代金が別途必要とは・・・。

新品のバンパーとボディカラーの色が違えばカッコ悪い訳ですから、色合わせして塗装する必要があります。

当たり前と言えば、当たり前ですがこうして見積もり代金を見ると改めて高額と認識するしかありません。

BMW 640i グランクーペのend.ccカーボンリアディフューザー交換

end.cc製のリアディフューザー(カーボン製)はどう見ても交換するしかない状態でした。

特に右側の丸印部分は衝突時の衝撃で路面側に押し下げられてちぎれかけている状態です。

表面のクリア部分だけなら再塗装も可能ですし、左側の丸部分のように凹んだだけなら修理もできないことはないそうです。

ただし、その際はカーボンの折り目が合わない(ツギハギするイメージ?)になるとのこと。ここまで大きな凹みにはオススメしないということで予定通り交換へ。

・BMW 640i グランクーペ用end.cc製リアディフューザー(カーボン製):140,000万円
・UVクリア塗装:36,000円

カーボン製リアディフューザーの交換に最低限必要と思われる部分だけで約17万円。ぶっちゃけリアバンパーに近い金額になります。

end.cc製のリアディフューザーは現在欠品注とのことなので、納期確認をしてもらったところ無理を言って年内最終で納品してもらえることになりましたので、年明け早々に修理に取り掛かれそうです。

BMW製の部品であれば国内在庫があれば数日で部品が調達できますが、アフターパーツの場合は欠品⇒バックオーダー⇒納品となることが多いので気をつけないといけません。

大物パーツの交換工賃は高額

今回の修理見積もり代金のうち・・・

・商品代金:316,000円
・工賃:198,800円

工賃だけで約20万円と高額になったことも修理代金が高額になった原因です。工賃は作業時間の工数(時間)に時間単価をかけ合わせたものですが、大物パーツは作業に時間がかかります。

なので、どうしても工賃が高額になることは納得できますが、それでも修理見積もり代金の1/3程度かかってしまうのは複雑な心境です。

ちなみに、これをディーラーで見積もりするとこの工賃がさらに高くなる可能性が高いです。人件費が高いですから。

今回私がディーラーに修理を依頼しなかった理由はend.cc製のリアディフューザーの件もありましたが、一番の懸念はリアバンパーの塗装です。

ディーラーでは塗装業務が外注に出しますが塗装の品質に疑問が残ります。できるだけ安く作業させてディーラーの取り分を多くしようとしますので。

その点、いつもお世話になっているショップでは店の評判につながりますので、品質の高い塗装を要求しますので仕上がりに不安がありません。

塗装代金をケチって昔すごく後悔した(1年程度で色あせ、塗装剥げ)ので、基本的には塗装する際には信頼する所にお願いするようにしています。

想定よりも高額な修理代金になりましたが、これでも車両保険を使用すると保険料が3等級アップしますので今回は使用しません。

社用車なので任意保険料が高額に設定されていますし、車両代金が高額ですから料率をかけ合わせると50万円程度の修理ならば保険を使用すると取り返すのに時間がかかります。

この辺も難しい判断ですが、100万円超で、かつ車の価値を下げるような修理でない場合は法人契約の自動車保険の場合は現金で支払った方が得することが多いと思いますのでご参考に。