BMWは2021年夏頃から生産が開始される予定の2シリーズクーペ G42の写真を公式に発表しました。

BMW 2シリーズクーペ G42は2021年夏頃生産開始

BMW 2シリーズクーペ G42は最後の2シリーズクーペになるのか?

BMWは2021年夏頃から生産が開始される予定の2シリーズクーペ G42のテスト風景の写真を公式に発表しました。

まだボディのほとんどが偽装で覆われている状態ですが、その愛くるしいデザインの一端を垣間見ることは出来そうです。

こちらのCGは以前M2が電動化されたらこうなるという予想図として得がられたものですが、ヘッドライト部分が今回公式に発表された写真のヘッドライト部分に非常に似ていることが分かります。

最近のBMWの取り入れられているツリ目形状のヘッドライトですが、3シリーズ、4シリーズのそれと比較すると長さが短めであり、精悍というよりは可愛らしい表情になっていることが分かります。

また何かと話題のキドニーグリルの形状も4シリーズクーペのような縦型のものではなく、一般的な横型の形状のものが偽装内には展開されていると思われます。

ボディーサイズがどんどん4シリーズクーペに近づいている2シリーズクーペですが、それでも4シリーズクーペと比較するとまだまだ小型のボディサイズに合わせたキュートなデザインが偽装の下に隠れているのではないでしょうか?

BMW 2シリーズクーペ G42のトップグレードはM240i

新型2シリーズクーペ G42のトップグレードはM340i/M440iと同じ3000cc6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は374馬力を誇ります。

これは現行型F87型M2の初期モデルと同等のスペックを示すことになることから、そのハイスペックな走りが想像出来ます。

また最近のBMWのトップグレードと同様に駆動方式はxDriveと呼ばれる4輪駆動方式を採用。

有り余る馬力を確実に路面に伝えることが可能になっています。

もちろん、xDriveという4輪駆動は2シリーズグランクーペのM235iで用意されているxDriveとは違いFFベースではなくFRベースで駆動します。

FRベースのxDriveでは基本は後輪駆動として機能し、必要に応じて前輪へ駆動力を配分することが特徴。

つまり、2シリーズクーペ G42はあくまでもFR駆動がベースとして作られていることが分かります。

2シリーズクーペ G42がベースのM2 G87が楽しみ

今回BMWが公式に公開した2シリーズクーペ G42がベースになって、今後M2 G87が開発されていきます。

M4クーペよりも小型なボディにM4クーペと同じエンジンが搭載される(エンジンはデチューンされているが)M2 G87はBMW Mモデルの中でも最高にスポーティーな1台になります。

現行型のM2 F87は過去最高の販売台数を記録したBMW Mモデルですので、その次期型の登場も今から非常に楽しみです。

M2 G87がどんなマシンとして登場するのか?は、この新型2シリーズクーペ G42にかかっていると言えるでしょう。

今から新型M2 G87の登場も楽しみですが、まずは新型2シリーズクーペに設定されるトップグレードであるM240i xDriveのパフォーマンスを楽しみたいと思います。

【引用・参照元】