2023年に発売予定のBMW5シリーズ G60のテスト車両はどんどん偽装が薄れていますので開発も終盤になってきました。

新型BMW5シリーズ G60のテールランプは人気のBMW X5 G05風に

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こちらのインスタグラムで公開されている新型BMW5シリーズ G60だと思われるテスト車両の写真ではテールライトの形状がハッキリと見えるようになっています。

上下二分割の水平な赤いラインが横長にデザインされているのは、現在販売中であり世界中でも販売が好調なBMW X5 G05のテールライトをモチーフにされていると思われます。

写真のテスト車両では上下二分割の水平な赤いラインの中央部及び両サイドが偽装フィルムで覆われているので分割されたように見えますが、実際には横長の2本のラインが一直線に伸びるデザインになっていると思われます。

BMW X5 G05は世界中の市場で販売が好調ですが特に中国市場での人気が高いため、セダンモデルの販売台数が多い中国で新型BMW5シリーズ G60のセダンを拡販するためには必然的に人気モデルを模倣するデザインを採用することになります。

新型BMW5シリーズ G60では様々なバリエーションのモデルが発売される

新型BMW5シリーズ G60はガソリン車からEV(電気自動車)へ移行期に発売されるモデルになります。

なので発売時には各種バリエーションを揃える必要があります。

ガソリンエンジン車

これまでのスタンダードな種類の1つですが近い将来は欧州などの一部の地域では販売が中止されるかもしれないモデルですので、現状より大きな変更点は無さそうです。

エンジンの種類は基本的に4気筒ターボエンジンが主力なり、セダンとツーリングのボディが用意されると思われます。

HV(ハイブリッド)車

現行型もHV車はラインナップされていますが新型5シリーズでも継続して販売はされます。

ただし立ち位置はガソリンエンジン車の上位グレードという立ち位置(6気筒エンジン車の代替え)という意味合いが強くニーズ的には大きくないと思われます。

こちらはセダンボディは確実に設定されますがツーリングに関しては不透明です。

EV(電気自動車)車

EVは今後の5シリーズ G60の主力になる予定のモデルです。

基本的な機能は既に発売されているi4などと共有することになります。

EV車ではエンジン車ほどパワートレインに関しては個別のチューニングは行われないと思いますので、各シリーズの各グレードに合わせて各車同じパワートレインがあてがわれることになりそうです。

まずはセダンから発売が開始されると思いますが、ツーリングに関しては市場からのニーズに合わせて検討されることになるのではないでしょうか?

このように新型BMW5シリーズ G60では、ガソリン車、HV車、EV車という3つのパワートレインが用意され、それぞれにセダンとツーリングボディが与えられていくことになりますので、1つのシリーズとしてはかなりのグレードが存在することになりそうです。

BMW M5 セダン、そしてM5ツーリングの噂も

BMW M5ツーリング G99が発売されるかもしれないという噂

さらに5シリーズの頂点のモデルであるM5に関しても発売はされますが、こちらはハイパワーなHV車として登場することになりそうです。

もちろんセダンモデルが発売されるのは従来どおりですが、新型のM5に関してはセダン及びツーリングも設定されるという噂があります。

過去M5には2回M5ツーリングが設定されたことがありますので、M3ツーリング G81が発売された時ほどのインパクトはありませんが、欧州にはハイパワーなワゴンモデルのニッチな市場が存在しますので再びM5にツーリングを設定する可能性はあります。

そうなるとM5に関してもセダンとツーリングの2つのバリエーションがラインナップされることになりますので、新型BMW5シリーズ G60系は過去に無いほどのバリエーションを持つシリーズになることになりそうです。

【引用・参照元】