2023年にも発売が予定されているBMW5シリーズ G60ですが、そのデザインは意外と保守的になるのかもしれません。

2023年発売予定のBMW5シリーズ G60のデザインは保守的?

BMW 7シリーズセダン G70はガソリンモデルとEVのi7と同時発表

先日公式に発表された新型BMW7シリーズ G70はその奇抜?革新的なフロントデザインが話題になりました。

独立したデイライト、超薄型のヘッドライト、巨大なキドニーグリル。

これらは今後の上位シリーズのBMWの基本的なフロントデザインになるものと思われていました。

しかし今回至近距離で撮影された次期型のBMW5シリーズ G60のプロトタイプの写真を見る限り、偽装に覆われている姿を見ても新型BMW7シリーズ G70の面影を発見することは出来そうにありません。

ヘッドライトは従来よりも少しスリムになった感じはしますが、その上には独立したデイライトが収まるスペースは見当たりません。

またキドニーグリルが存在するであろう場所の下部には大きなエアインテークが存在していることからも、新型BMW7シリーズ G70にあるような巨大なキドニーグリルは設置が出来ないことは明らかです。

よって新型のBMW5シリーズ G60は現行型のG30型BMW5シリーズの面影を残したフロントデザインになりそうです。

新型BMW5シリーズ G60の多くのグレードからマフラーが消える?

この投稿をInstagramで見る

 

DADDY‘S AUTO(@daddysauto)がシェアした投稿

今回撮影された新型BMW5シリーズ G60の車両はEV(電気自動車)のi5ではなく通常のガソリン車だと思われますが、その後姿にはマフラーが見られないのが特徴です。

今後発売されるMパフォーマンスモデルのマフラーが4本出しになるらしい

先日こちらの記事でもお伝えしましたが、今後発売されるMパフォーマンスモデルではマフラーが四角の4本出しになると言われていますが、Mパフォーマンスモデル以下の通常のグレードには外見からは目立たないような形でマフラーが付けられるようになると言われています。

このマフラーが見えなくなる問題は、今後モデルチェンジが行われる各シリーズの通常グレードでも実施されるのかは不明ですが、この辺りの方針はできる限りEVモデルを普及させる1つの手段なのかもしれません。

新型BMW5シリーズ G60のMパフォーマンスモデルはM560eハイブリッド?

この投稿をInstagramで見る

 

DADDY‘S AUTO(@daddysauto)がシェアした投稿

またこれまでBMWの5シリーズには最上級グレード(M5除く)としてV型8気筒エンジンが搭載されたM550iが設定されていましたが、新型のBMW5シリーズ G60の最上級グレードは新型7シリーズ G70と同様に直列6気筒+ハイブリッドエンジンが搭載され名称はM560eハイブリッドととして登場する可能性が高いです。

よってこれまでBMWのV型8気筒エンジンを愛用してきたユーザーに残された選択肢はM5 G90のみということになりそうです。

今後欧州ではEVが主流になること、排気ガス総量規制の影響で大排気量エンジンがダウンサイジングされることが多くなると思われますのでBMWにおいてもその流れに乗るしか方法はない、ということになるのでしょうか?

【引用・参照元】