BMW MINI(F56系)が登場して初めてのLCI(マイナーチェンジ)が行われる模様です。意外と大きな変更があるかもです。

ハッチバック、4ドア、コンバーチブルに順次採用

今回のBMW MINI(F56系)のLCI(マイナーチェンジ)は外見が大きく変わるのが特徴の様です。

・LEDライト付きユニオンジャックテールライト
・360度のDRLで再設計されたフロントヘッドライト

この2つが大きな変更点です。共にBMW MINIとしてはデザインのポイントになる部分の変更ですからインパクトは大きいと思います。

特にユニオンジャックテールライトは見た目のインパクトが大きいのと現状のテールライトのデザインがあまりかっこよくない(個人的感想)なので、どんなデザインになるか楽しみです。

これらのLCI(マイナーチェンジ)はハッチバック、4ドア、コンバーチブルに順次展開される予定です。

これだけでもLCIモデルを購入した方がお得だと思います。

ボンネットとバックサイドに新しいMINIロゴ?

これも外見的に大きなインパクトが期待できそうです。TOPの写真でもわかるようにボンネットインテークの下側、MINIのエンブレム付近に偽装が施されています。

ひょっとするとこの部分にMINIの新しいロゴのエンブレムが取り付けられるのでしょうか?

バックサイドにはハッチバックのどの部分に新しいロゴのエンブレムが付くのか?

想像するだけでも期待先行でワクワクします!

トランスミッションはやはりATがDCTへ

F56系 BMW MINIがATからDCTへ変更 | BMWとABARTHからBMW MINIに乗り換えた、夢の2台持ちの社長ですがなにか?

BMWは今後はトランスミッションをDCTからATへシフトすることを決めていますが、BMW MINIは逆にトランスミッションをATからDCTにシフトするようです。 BMWは現在Mモデルに採用されているトランスミッションをDCTからATへシフトすることを決めています。 しかし、BMW MINIには逆にDCTにシフトするという矛盾をした政策を実施するようです。 そもそもATとDCTのどちらが優秀なんでしょうか? ATのデメリットは油圧を介することでパワーロスすることですが、DCTはコンピューターがマニュアルトランスミッションを操作するイメージなので、パワーロスがありません。 これだけを見ればどう考えてもDCTの方が優秀だと思いますが、現状ではDCTにも課題が多いことが事実です。 DCTのデメリットは高出力エンジンへの対応が不十分ということ。理論値の限界馬力は500馬力から600馬力までのようですが、それ以上の馬力には対応できないとのこと。 この辺の事情がBMWとBMW MINIの対応の違いになると思われます。 これまでDCTを開発するにはそれ相当の費用がかかっていると思います。なので、搭載する車が減少することはDCTの開発費の回収が困難になる、ということ。 よって、BMWよりも馬力が小さいBMW MINIへDCTを積極採用して開発コストを回収するのが狙いではないでしょうか? BMW MINIではLCI前後からJCW以外のATを順次DCTへ切り替えることが決まっていると言われています。そして、JCWに関しては俗にいうスポーツ8速ATが採用されるとのこと。 やはり、低馬力、販売台数が多いモデルにはDCT、そうでないモデルにはスポーツ8速ATという組み合わせになるようです。 プラットフォームを共有しているBMWの1シリーズとBMW MINIでは当然トランスミッションも同じものが使用されるようになる。 なので、BMWのFFモデルはDCTでFRモデルはATという住み分けが今後は進んでいくことになります。 確か、BMW X1も一部のグレードでATからDCTに移行していたと思いますので、この流れはほぼ確定でしょう。 DCTは前段でも書きましたがパワーロスが無いので燃費の向上も期待できます。小さい車、排気量の小さい車は低燃費を求められるのでDCTには向いています。 ただし、私もDCTは経験していますが低速域でのもたつき感が大きいので、制御するという面ではATの方が技術的には進歩しているとも言えます。 よって、DCTとATの優越は一言では語れない訳ですが、気分的にはDCTのダイレクト感=スポーツのイメージですから、私的にはDCTのさらなる開発に期待したいです。 【引用・参照元】 As part of the brand’s 2018 refresh, we will see not just a new MINI DCT but a total of four new automatic transmissions – two DCTs and two full automatics.


こちらの記事でも書きましたが、トランスミッションはATからDCTへ変更されます。ハッチバック以外はMTの設定自体がなかったと思いますので、今後BMW MINIを購入される方はDCTを購入すrことになります。

DCTはATに比べるとエンジンのパワーロスが少ないため高燃費でかつ高出力が期待できます。

しかし、機能的にはコンピューターでATを制御するイメージなので低速域(半クラッチ状態)の挙動がまだまだ改善の余地があります。

うちの嫁さんが乗っているフィアット500XもDCTですが停止状態からの発進や超低速での走行では多少もたつき感がみられます。

いろいろ改良されるようですが、過去のBMW MINIのLCIと比べてると大きめな改良になると思いますので楽しみです。

【引用・参照元】

More Powerful MINIs are Coming in 2018 – MotoringFile

Last week we broke the news of MINI’s plan to refresh most of its range beginning in March 2018. The one thing seemingly left out was the one thing many of you have been waiting for – more powerful MINIs.