アバルトのAMT(オートマ)オーナーの多くはアームレストを後付で取り付けています。アバルトという車は小物いれが少ないので、小さいですがこのアームレストがあると収納に便利なのと左腕の置き場に困りません。

私のアバルトは5速マニュアルトランスミッション(MT)ですがアームレストを取り付けました。

アバルト アームレスト
このアームレストはヨーロッパのアフターパーツメーカーが車種ごとに専用設計されて作られていますのでフィッティングはバッチリです。私はショップで他のパーツと一緒に取り付けてもらいましたが、取付説明書を見る限りでは自分でも簡単に取付られそうです。

もし、取付に自信がないと思われる方は写真をクリックされると取付説明書が見れますのでご確認ください。あと、アバルトに取付可能なアームレストは数種類あるようですが、このARMSTER S アームレストが一番お勧めです。

取付はセンターコンソールにネジ止めするのですが、他のメーカーのアームレストは取り付けると後席のドリンクホルダーが2つとも使えなくなります。しかし、このARMSTER S アームレストは後席のドリンクホルダーの1つは使えるように取り付けられますので後席の人からのクレームが少ないハズです(笑)

アームレストの小物いれは小さいですが、細々してどこかで無くなりそうなモノを入れるのですからこれぐらいの大きさでも十分です。

ただし、不便になることが2つあります。

1.サイドブレーキが引くにくくなる
2.シートバックの角度調整ダイヤルに手が入らない

もともと狭い車内にアームレストをむりくり取り付ける訳ですからこうなることは想定の範囲内かと。サイドブレーキは慣れればこんなモノかと思える範囲ですし、シートバックの角度調整は角度が決まってしまえばそれ以後調整することは少ないですから。あっ!奥様などと共同でアバルトを使用される方はめんどくさいかも・・・。

ミッションの操作にはまったく問題はありません。逆に高速道路などでシフトチェンジの機会が少ない場合は、左手を置くことが出来るので楽な姿勢で運転することが可能です。

あと、私は運転席だけRECAROシートを装着して、ローポジションレールを使用していますが、純正のシートを使っている時よりも今のほうが自然にアームレストに腕を置くことが出来るようになりました。

やはり、アバルトのシートポジションは高すぎです。これぐらいの方がいろんなことを考えると普通だと思いますが、なぜか純正のシートポジションはあの高さです。

私の外車歴はMINIも含めてBMWばかりですが、始めてイタリア車に乗って思ったのは、クルマづくりの考え方って人それぞれなんだあ、と思います。

身長180cmの私はおそらく平均的なイタリア人男性に近い体格をしていると思うのですが、実際に乗ってみるとこうも違うのか?と改めて考えさせらました。車つくり、モノ作りは奥が深いです。