先義後利 座右の銘 理由

こんにちは、社長です。昨年は仕事で多くの方々からインタビューや取材を受ける機会がありました。さらに、勉強会の講師として人前で話す機会も多くありました。その時に困った質問が「座右の銘」です。あなたも社長なら座右の銘を考えておいた方が仕事に役立ちますよ。

座右の銘とは?

いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句
(goo辞典より)

要するに、あなたが考えたり行動したりする時の指針となる言葉。英語だと「motto」訳すそうですがそのような言葉をあなたは決めていますか?

座右の銘という言い方をすると堅苦しいですが、会社には企業理念があるように人にもその人を左右する考え方、指針みたいなものがあると思います。それを古文や漢文、偉人の言葉に置き換えて伝えているのが俗にいう座右の銘だと思います。

私も数年前まではそんな言葉は決めていませんでしたし、考えてもいませんでした。しかし、社長の仕事というのは人と合う機会が多い仕事なので、自然とそういう話題になったり、人前で話す個会が多くなります。

その時に必ず自己紹介をされると思いますが、短時間であなたがどんな人なのかを知ってもらうにも座右の銘を決めておくと便利です。

私の座右の銘が「先義後利」な理由

道義を優先させ、利益を後回しにすること。▽「義」は人として当然あるべき道の意。「利」は利益のこと。「義ぎを先さきにして利りを後あとにす」と訓読する。
(goo辞典より)

簡単に言えば、「急がば回れ」みたいな考え方でしょうか?先に正しいこと、人に役立つことを行っておけば、後から良いこと(利益)が自然とありますよ、ということ。

これは中国の儒教学者「孟子」の言葉とされています。別に私が中国に興味があった訳でもなく、儒学などを学んだ訳でもありません。いつも私が行っていることが、たまたま読んでいた雑誌に書かれていた「先義後利」という言葉にマッチしているなあ、と思ったからです。

座右の銘なんてそんなもので、いろいろ理由を考えてカッコよく話す人もいますが、大抵は私と同じように理由は後付です(笑)たまたましくりする言葉が見つかっただけだと思います。

私が東京でも仕事をするようになったころ、知り合いもコネも人脈もなかったので、日頃お世話になっている方々から東京で仕事をしている方を数名ご紹介いただきました。

その際に、紹介された方が私が頼みもしないのに、次から次へといろんな方々を紹介してもらいました。しかし、その方は私に知り合いを紹介されるだけで何も見返りを要求されませんでした。

私は申し訳ない気持ちになって、お返しに何か出来ることがないかと訪ねた所、「そのうち私が困ったときに相談に乗ってください」と一言だけおっしゃってくださいました。

それ以来、私も誰かに頼まれたり相談された場合は、見返りを要求すること無く私の出来る範囲のお手伝いをするように心がけました。今ではそのおかげで東京にも多くの人脈ができて公私共々助かっています。

先義後利って1+1=3になるんです

先義後利を実施していると1+1=2でなく3や4になって返ってきます。特に私の場合は最近は人から何かを頼まれることが多くなったのですが、その際は出来る範囲でリクエストにお応えするようにしています。

もちろん、出来ないことも多い訳ですがその際も丁寧にできなかった理由を説明したり、他にできそうな方を紹介させてもらったりしています。

それを繰り返しているといざ私が誰かに何かを依頼すると依頼された方は私以上に手厚い対応をしてくれるようになります。そうすると、私が思っていた以上の成果をえることが多くなります。

つまり、私が依頼した内容に期待以上の応えを提示されることが多くなり、結果として1+1が3や4になって帰ってくる感覚になります。そうすると、その逆も同様になりますので、相手も1+1が3にも4にもなって成果が出ていると思います。

社長の自己紹介に座右の銘は便利

社長の仕事のひとつは多くの社外の人に合うこと。人脈作りですね。また、会社の宣伝のために人前でプレゼンしたりする機会も多いと思います。

中小企業の場合は社長の魅力で引きつけることが大切な要素のひとつですので、自己紹介は丁寧に行うべきです、ただし限られた時間の中でということになると、やはり座右の銘というモノを1つ決めておくとあなたがどんな社長(人間)なのかを一瞬で知ってもらえます。

やはり、社長には座右の銘が決まっている方が便利ですよ。