愛車遍歴

*こちらの記事は後編です。前編からお読みくださいm(_ _)m

R53 ミニクーパーS(6速マニュアルミッション)*2台目

二代目 R53 ミニクーパーS

1台目のR53 ミニクーパーSはとっても気にっていたのですが、40歳の時に会社の業績が悪く、給与などもカットされて先行きが不安になったために、ローンの残債が残っていた1台目のR53 ミニクーパーSを泣く泣く売却。約1年は私の人生の中で自分の愛車がない生活を送りました。

しかし、その後会社の業績も持ち直し、私も会社の役員になったことで経済的にも安定したことで、再び愛車の購入を決意。しかし、R53 ミニクーパーSが忘れられなくて、同じ線式、同じ仕様の中古車を探し回ること半年。やっと色は白からブルーになりましたが、ほぼ同じ仕様の青いミニクーパーSと巡り合い、即購入。私が43歳になった年です。

しかし、やはり中古車とは相性が悪く購入後からすぐにステアリング付近からの異音に悩まされました。このミニクーパーSもMINIの認定中古車で購入したんですが、クレームで治った、再発、治ったの繰り返し。どうも私はBMWの中古車とは相性が悪いようです。

E92 BMW 335i クーペ

e92 BMW 335i クーペ

2台目のR53 ミニクーパーSのステアリングの具合が悪いまま1年が経過した時に、E90系のセダンがF30系にモデルチェンジ。E92のクーペは継続生産されていたのですが、私はこのE92型のクーペのデザインが前から気にいっていました。

それがあと1年程度でF82系にモデルチェンジされることは分かっていたのですが、E92型のクーペにはMTモデルが左ハンドルしか設定されていませんでした。

そんな時にBMWのホームページを眺めていると、知らない間にE92のMTモデルが左ハンドルから右ハンドルに変更されていました。こうなると、2台めミニクーパーSの具合も良くないことが引き金になり、E92 BMW 320i クーペを購入するべくディーラーへ。

以前E46 318i ツーリングを購入した営業の方とはその後もおつきあいをしていたので、久しぶりにその営業さん宛にディーラーへ訪問し、E92 BMW 320i クーペのMTモデルが欲しい旨を伝えたところ、帰ってきた言葉が・・・

「◯◯さん、(私の名前)追金いくら払えます?」

イヤイヤ、私はまだ仮の見積もりしかもらっていないのに、追金って意味が分からない。営業さんの話をよく聞いてみると在庫にE92 BMW 335i クーペがあるんだけど、こっちを買って欲しいとのこと。

イヤイヤ、サンルーフも付いてないし、MTじゃないし、お金が絶対足らない!と伝えたんですが、1週間後にもう一度ディーラーに来てくださいと言われその日は撤収。

一週間後にディーラーに訪問するとショールームではなく、ガレージに通されそこにはE92 BMW 335i クーペが置いてありました。営業さん曰く・・・

「まあ、一度エンジン掛けてください!」

と言われてエンジンをかけた瞬間にこれ欲しいと思っていました。営業さんにまんまとハメられた感じです。サンルーフを我慢すれば、MTではないけれど、Mモデルと同じDCTだったので、パワーロスは皆無なので事実上クラッチがないMTモデル。

問題は支払いだけなんですが、私が伝えた最大値の支払い条件に「合わせます」とのこと。この段階でご成約です。ここでは書けない値引き+下取り価格が見積書には書かれていました。44歳の衝動買い。

F06 BMW 640i グランクーペ

F06 BMW 640i グランクーペ

44歳の衝動買いで楽しいE92 BMW 335i クーペライフを満喫を約2年過ごした時に運命の出来事が。おもいっきりぶつけられました・・・。

BMW 335i クーペ BBS LM

名神高速道路で私の車に気づかず車線変更してきたインプレッサのフロンバンパーが私のE92 BMW 335i クーペの左後輪にヒット。足回り、駆動系がオシャカです。修理しても完全には元に戻らない、というのがディーラーの整備士さんの見解。

仕方がないので、乗り換えることになった訳ですが、この時はもう既に社長に就任していましたので、会社で初めて車を購入することに。一気に選択肢が広がります。

ここはモチベーションを一気にアップさせるために、夢のM3(F80)またはM4(F82)しかない!と思ったのですが、納期に半年はかかるとか・・・。それまで愛車がないとやはり不便。

そこで、以前からカッコイイなあ、と思っていたF06 BMW 640i グランクーペを試乗。やはり、ボディがデカイ!運転できるのか?自宅のガレージに入るのか?そもそも自宅までの路地を走れるのか?いろいろ考える必要が発生。

そこで、ディーラーにお願いして1泊2日で試乗車を貸してもらって思いつく日常の経路をすべて試走。思ったよりもスイスイ走れてしまうのでボディの大きさの問題はクリア。その時にはほぼ成約寸前の気持ちです。

結局、試乗車を返却してそのまま契約書にサイン。47歳の大きな買い物。

約20年で6台は確かに多い

約20年で6台の車を所有したのは正直普通じゃない(笑)それもMINIも含めてすべてBMWです。どれだけBMWが好きなんだ?と言われても仕方がないです。

この間にもアウディやメルセデスなども試乗しましたが、私的にはピンっと来る車には出会わなかったですね。なので、ずっとBMWばかり乗り継いでいる感じです。

そういう意味ではセカンドカーのアバルト500というのは初めてのBMW以外の外車です。それもBMW MINIと比較してアバルト500を選んでいます。これはまったくの例外というか初体験。

あ、そうかアバルト500も含めると全部で7台ですね。私はかなりの車バカのようです。