新型 BMW 540i G30 試乗記(出典元:http://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20161214-20103062-carview/2/)

2017年に日本で発売予定の試乗記(インプレッション)が掲載されました。想像以上に「走り」に期待できる内容のようです。

これぞBMWのハンドリング

BMWはメルセデス・ベンツ、アウディなどの高級車ドイツご三家の中でも一番「走り」に重きおいたブランドだと思います。そのBMWのドライバーズセダンの上級車種である新型5シリーズ(G30)はその走りの部分もスポーツセダンとしてブラッシュアップされているようです。

私がBMWに好んで乗る理由は素直なハンドリングと気持ちのよいエンジンが主な理由ですが、今回の新型5シリーズ(g30)は現行モデル(F10)に比べてもかなりの進化がなされているようなので期待ですね。

ぶっちゃけ、新型5シリーズ(G30)は購入対象にはしていなかったのですが、これはちょっと期待できるかもです。

エンジンは私もグランクーペで体験済み

新型BMW 540iに搭載されているエンジンは私のBMW 640i グランクーペと同じ直列6気筒+ターボエンジンですが、もちろん細部の改良はされているのですが、すばらしいエンジンであることは間違いありません。

低回転からディーゼルエンジンかのような圧倒的なトルクで街中での走行でもとても運転が楽にできるエンジンです。また、高速道路では追い越し時にアクセルを踏み込んだ瞬間の加速は、まったくストレスなくタコメーターの針が一気に上昇していきます。

まさにGT(グランドツーリングカー)として最適なエンジンだと思います。

インテリアの質感も7シリーズ譲りで劇的にアップ?

新型 BMW 5シリーズ G30 試乗記

ご覧の写真でしか判断ができませんが、新型7シリーズ(G10)のデザインを踏襲した内容のようです。歴史的に見てもBMWは新しい技術などを7シリーズから投入し、下位のグレードに展開する手法を取りますが、今回のお約束どおりに同様な手法がインテリには取り入れられているようです。

ステアリングのデザインや内装のトリムなどの質感なども7シリーズに準じる質感が期待できそうです。また、最近の自動車の多くはコントロールパネルの大型化、使い勝手の良さが進化しています。

今回の新型5シリーズ(G30)もインパネのカーナビとの兼用のコントロールパネルは10.25インチ!私のグランクーペよりも大型化されています。

このカーナビの画面の大きさはぶっちゃけここまで大きくなくても実用性には影響はないのですが、一度大型画面に慣れてしまうと小さい画面には戻れない(笑)

社内でのインフォメーションが多くなっていると私の老眼?のおかげで、もう小さい画面には戻れない。これが素直な感想です。もちろん、ジェスチャーコントロールも装備されています。

っで、新型BMW 540i(G30)は「買い」なのか?

あまり期待していなかった私には今回の試乗記で少し興味が湧いてきました。と、言ってもグレードは540i以上ですが。5シリーズの4気筒モデルにはとてもじゃありませんが購入する気持ちにはなれません。

M550iなら考えても良いかなと以前記事にも書きましたが、540iも少し期待できそうです。

唯一懸念があるとすれば、4気筒の5シリーズが多く街中を走ることで、6気筒、8気筒の5シリーズの価値が一般の人たちには理解してもらえない。大きな3シリーズでしょう?と思われてしまうことです。

なのであれば、通常の5シリーズではなく、アルピナ版5シリーズであるアルピナ B5などを考えてもみたいですね。問題は価格ですが・・・。