私のABARTH(アバルト)のシフトノブはアルミ製ではなく本革製なので夏が熱くて冬が冷たいことはないのですが、シフトノブの形状がスティックタイプでかつ、握りが大きい。ABARTHやFIATオーナーの多くもシフトノブの握りが大きいと思っている方は多いようです。
そこで、シフトノブを交換しようと思ったのですが、オプションのABARTH(アバルト)純正のシフトノブは純正と同様に握りが大きいので、もう少し握り部分が小さくて、丸状のシフトノブを探していました。もちろん、革製のものを。
そこで、悩んだ末に購入したのがMOMOシフトノブRACE AIR LEATHER SK-23です。
握りの大きさも純正より小ぶりでパンチングブラックレザーでデザインも好みです。まあ、価格が安かったのも大きな理由ですが。
さて、MOMOシフトノブRACE AIR LEATHER SK-23をポン付けして良かったのですが、やはり純正のシフトノブにも未練があるので、MOMOシフトノブRACE AIR LEATHER SK-23のヘッド部分のアルミを取り除いて、そこにABARTHのロゴを貼り付ければよいのでは?と思い今回はちょっと改造することにしました。
まずはMOMOシフトノブRACE AIR LEATHER SK-23のヘッド部分をマイナスドライバーで無理やり剥がします。マイナスドライバーをねじ込んでテコの原理でヘッド部分を剥がそうとすると少しずつ剥がれてきましたので、ネジ止めではなく両面テープで貼り付けされていると確信しました。そこからは、慎重かつ大胆にこじ開けます。
やはり、両面テープで貼り付けてあるだけでした。しかし、この両面テープは協力かつ分厚いです。
この黒いのが両面テープ。この分厚い両面テープを気合と根性で綺麗に剥がします。恐らくシール剥がしやドライヤーで温めるなどがすればもっと簡単に剥がれるかもしれません。
次にイタ雑で購入したアバルトスコーピオン 3Dステッカー (34mm)を取り外したヘッド部分に貼り付けるのですが、先ほど剥がした両面テープ+ヘッド部分の厚み分が空洞になってしまうのとアバルトスコーピオン 3Dステッカー (34mm)を貼り付ける土台を作る必要があります。
そこで、ホームセンターでスチレンボードを購入して丸くカットし、それをシフトノブの窪みに高さになるように数枚重ねて貼り付けます。
このような状態にしてから先ほどのアバルトスコーピオン 3Dステッカー (34mm)を貼り付けて完成です。事前に準備が出来ていれば、1時間程度で作業は完了すると思います。
これだけでは面白くないので、ネットを参考にシフトノブの上下2分割されている境目に手芸用品店でうられているかざり紐(もちろん赤)をクルッと巻きつけて、運転席、助手席共に死角になる部分で隙間に押しこめばきれいなレッドステッチのシフトノブに変身します。
レッドスコルピオンとレッドステッチのアバルト風なシフトノブの完成です。この辺は好みの問題ですが非常に満足度高いです。
しかし、シフトノブのTOPが3Dステッカーなので、使用期間が長くなると剥がれたり、色があせたりすると思いますので、予備のステッカーを購入しておくのが安心ですよ。